【投開票不正の手口考その1、未来の党関連例】 |
あちこちの選挙区で特に未来の党候補の票を廻って怪奇現象が起きている。これを確認する。未来の党の都道府県得票数の小選挙区より比例区が少ない県は、
青森、岩手、秋田、福島、群馬、千葉、岐阜、愛知、広島、山口、長崎、沖縄である。これらは有力候補者が出ている県である。選挙区では他党へ投票し、比例区では未来の党へ投票する人もいる筈のところ逆になっている。未来の党の票数の過少疑惑は主として千葉、東京、神奈川、愛知の激戦区で際立つ。現職議員の得票数が異常に少ない。民主党候補と票を割るので前回より少ないのは理解できるにしても予想値より妙に少な過ぎる。
次のようにツイッターされている。
★不正選挙疑惑 これまで比例区得票/小選挙区得票=約60%として確認できたのは、小沢一郎氏、中村てつじ氏、三宅雪子氏、斉藤やすのり氏、東祥三氏。他に70%内山晃氏、48%加藤学氏、42%菅川洋氏、36%飯田哲也氏、30%山田正彦氏、24%亀井静香氏 |
これより推理するのに、未来の党の比例区票(3.423.915票)は少なくとも最低一律40%しているので、これを逆算すれば約342万票÷0.6=570万票となる。未来の党が候補を立てた選挙区票(2.992.365票)の比例区票差は更に大きいと考えられる。これを逐一検証して算出する手間暇がかけられないので仮に570万票の1割増とすると、570万票×1.1=627万票となる。こうなると、みんなの党の比例区5.245.586票を越し、公明党の比例区7.116.474票に次ぐことになる。未来の党は最低これぐらいの票はあったと推論できるのではなかろうか。50%減と仮定すると、約342万票÷0.5=684万票。その1割増で684万票×1.1=752万票となる。実際には、これ以上あったのではなかろうか。未来の党の比例区減票は維新の党を主として振り分けられたのではなかろうか。選挙区票の振り替えは更に芸術的になる。これぐらいの推論は許されよう。 |
岩手4区(小沢一郎候補)の例。
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小沢氏が小選挙区で78,057票を獲得しているのに、未来の比例票は45,318票(58%)でしかない。78,057―45,318=32.739票目減りしているが小選挙区票の約42%減となる。小沢どんは小選挙区のみ立候補であるが、比例票が他の重複候補への支援になることを考えると3万票も減ること自体が考えられない。
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宮城2区(斎藤やすのり候補)の例。 |
斎藤やすのり候補の小選挙区と比例区の票の出方がオカシイ。図示すれば次のようになる。
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小選挙区 |
比例区 |
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宮城野区 |
10406 |
6307 |
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若林区 |
7697 |
4623 |
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泉区 |
16185 |
9488 |
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計 |
34348 |
20418 |
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未来の党(斎藤やすのり候補)の小選挙区と比例区の票が違い過ぎており、比例票が13.930票も足りない(34348―20418=13.930)。比例重複が掛かっているのに、小選挙区のみ斎藤やすのり候補に投票したとと云うことが考えにくい。 |
千葉4区(三宅雪子候補)の例。 |
三宅雪子候補の小選挙区と比例区の票の出方がオカシイ。三宅雪子候補は群馬から移ってきたいわゆる「落下傘候補」であるとすれば、比例区が小選挙区より少なくなると云うのは考えにくい。ところが1万票も少ない。図示すれば次のようになる。
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小選挙区 |
比例区 |
差票 |
三宅雪子 |
2万8千票 |
1万8千票 |
1万票 |
「★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK141」の運否天賦氏の2012.12.26日付け投稿「不正選挙4 野田ブーに16万票 異常に多い (ひょう吉の疑問)」を転載する。
http://blog.goo.ne.jp/akiko_019/e/5848f1fc95b06e214b9db95553d3e3e0
千葉4区 4人
当 野田 佳彦 民前 163,334
藤田 幹雄 自元 72,187
三宅 雪子 未前 28,187
斉藤 和子 共新 21,459
ちなみに、前首相の菅直人は東京18区から出馬し、73,942票。小選挙区では敗れ、かろうじて比例代表で復活当選。民主党出身の現首相と前首相の失政に大した違いがあるとは思わないが、野田が16万票、菅が7万票、というのは、あまりにも違いすぎる。倍以上の開きがある。野田の16万票というのは、あまりにも多すぎる。民主党の候補者が次々に落選するなかで、その原因をつくった民主党の現首相だけが大勝ちするというのはおかしい。野田の落選運動さえ起こっていた選挙区なのに。
さらに未来の党の三宅雪子の28千票というのは少なすぎる。今まで書いてきたように、実際の得票数の1/4に減らされたのではないか。だとすれば、三宅雪子の実際の得票数は、28,187
× 4 = 112,748 だったのではないか。そこから、112,748 - 28,187 = 84,561票が差し引かれたのではないか。そしてその分が野田の得票に上乗せされたのではないか。だとすれば実際の野田の得票は、163,334
- 84,561 = 78,773票だったのではないか。 だとすれば、千葉4区の実際の得票は、
野田 佳彦 民前 78,773
藤田 幹雄 自元 72,187
当 三宅 雪子 未前 112,748
斉藤 和子 共新 21,459
だったのではなかろうか。三宅雪子の得票率は、約40%。ネット上の世論調査とも符合する。どちらが、国民の実感に近いだろうか。
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神奈川県第3区(岡本英子候補)の例。(神奈川県選挙管理委員会発表の衆議院小選挙区選出議員選挙) |
神奈川県第3区の30分ごとの推移を確認することができるので、これを検証する。候補者の順位を最終得票順に並べ替えて確認してみる。
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22.30現在 |
23.00現在 |
23.30現在 |
24.00現在 |
24.30現在 |
:25.00最終 |
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開票率: 0% |
開票率7.15% |
開票率26.72% |
開票率:57.45% |
開票率:67.34% |
開票率:100% |
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残票: 233,003 |
残票:220,614 |
残票:174,114 |
残票:101,114 |
残票:77,614 |
残票:0 |
当 |
おこのぎ八郎 |
自民 |
元 |
0 |
4,500 |
15,500 |
45,500 |
56,000 |
85,451 |
2 |
高橋まゆみ |
維新 |
新 |
0 |
3,500 |
12,500 |
23,000 |
27,500 |
39,781 |
3 |
勝又恒一郎 |
民主 |
前 |
0 |
.03,500 |
13,500 |
22,500 |
26,000 |
34,738 |
4 |
もろたけし |
みんな |
新 |
0 |
1,000 |
8,500 |
20,500 |
22,500 |
32,189 |
5 |
岡本英子 |
未来 |
現 |
0 |
3,500 |
7,500 |
15,000 |
18,000 |
22,163 |
6 |
もとはし佳世 |
共産 |
新 |
0 |
1,000 |
6,000 |
10,000 |
10,000. |
16,773 |
第3区計 |
0 |
.17,000 |
63,500. |
136,500 |
160,000 |
231,095 |
神奈川3区の場合、自民現職の小此木八郎が85.451票、維新新人の高橋真由が39.781票、民主現職の勝又恒一郎が34.738票、みんな新人の毛呂武史が32.189票。未来現職の岡本英子候補は22.163票となっている。岡本候補は前回の2009衆院選では125.856票取っており新聞、雑誌予想でも当選確実視されていた。その現職の岡本候補が接戦にさえ持ち込めず維新、みんなの党の新人2名に遅れをとって5位となっている。解せないと云うしかない。
これを見るに、「23.00」から「23.30」の間に異変が見られる。未来の岡本候補は、「23.00」段階では自民を先頭とするが維新、民主候補と横並びしている。ところが「23.30」になると急速にブレーキが掛かり共産党候補並の勢いに減速する。自民、民主、維新、みんなの党の順位になる。「23.30」から「24.00」間に自民が急激に票を伸ばしトップを確定させる。維新と民主、みんなの党の2位争いとなり維新が競り勝つ。未来の党は最終的に5位に終る。この推移表から窺うべきは、下馬評で当確にされていた未来の党の岡本票が共産党並に低推移することがあり得るだろうかと云う疑問である。これがあり得るとする者には通じないが、普通には「未来の票が自民、維新、みんなの党にカウントされたのではないか」との疑問を発生せしめることになる。投票数と開票数差は233,003―231,095=1908票。 |
神奈川県第5区(かわのとしひさ氏候補)の例。(神奈川県選挙管理委員会発表の衆議院小選挙区選出議員選挙) |
神奈川県第5区の30分ごとの推移を確認することができるので、これを検証する。候補者の順位を最終得票順に並べ替えて確認してみる。
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22.30現在 |
23.00現在 |
23.30現在 |
24.00現在 |
24.30現在 |
:25.00現在 |
25.30最終 |
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開票率: 0% |
開票率:3.29% |
開票率: 23.79% |
開票率:56.19% |
開票率:91.70% |
開票率:97.17% |
開票率:100% |
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残票: 271,078 |
残票: 264,199 |
残票: 208,199 |
残票: 119,699 |
残票: 22,671 |
残票: 7,733 |
残票:0 |
当 |
さかい学 |
自民 |
元 |
0 |
1,500 |
22,500 |
55,000 |
96,079 |
105,165 |
107,796 |
2 |
ゆざわ大地 |
維新 |
新 |
0 |
1,500 |
11,500 |
26,500 |
44,535 |
46,221 |
46,632 |
3 |
池田東一郎 |
みんな |
新 |
0 |
1,500 |
11,000 |
24,500 |
43,326 |
43,629 |
43,786 |
4 |
田中けいしゅう |
民主 |
前 |
0 |
1,500 |
10,500 |
20,000 |
30,059 |
30,452 |
30,494 |
5 |
横山せいご |
共産 |
新 |
0 |
1,500 |
4,500 |
14,000 |
18,043 |
19,092 |
19,512 |
6 |
かわのとしひさ |
未来 |
新 |
0 |
1,500 |
5,000 |
13,500 |
16,004 |
16,202 |
16,268 |
第5区計 |
0 |
9,000 |
65,000 |
153,500 |
248,046 |
260,761 |
264,488. |
これを見るに、「24.00」から「24.30」の間に異変が見られる。未来の党のかわのとしひさ候補は、13.500→16.202で20%増でしかないが、自由民主党のさかい学候補は55.000.→96.079と一気に75%も増えている。維新の会、みんなの党、民主も順調に票を伸ばしている。24時から24時30分の段階で共産党と未来の党が足踏みし始めている。最終的に未来の党は最下位になっている。この推移表から窺うべきは、未来の党の票が共産党並に低推移することがあり得るだろうかと云う疑問である。これがあり得るとする者には通じないが、普通には「未来の票が維新、みんなの党にカウントされたのではないか」との疑問を発生せしめることになる。投票数と開票数差は271,078―264,488=6590票。 |
東京9区(木内たかたね)の例。 |
東京9区の未来の党、木内たかたね候補の選挙区票が55736、未来の党の比例票が23632。比例票が32104票少ない。民主候補は3000票少なく、共産候補は5000票少ない。減らした分を自民・維新・みんなの党に持って行ったわけね云々とある。
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東京12区(青木愛)の例。 |
自民も民主もいない公明党の太田昭宏と未来の党の青木愛の一騎打ちとなった東京12区で、結果は太田昭宏が114.052票、青木愛が56.432票と出た。ところが、無効票が1割超の10.83%となっている。選管発表によると白票だったとのことである。この選管発表を精査する術がないのでこれ以上の言及は留める。無効投票率が2番目に高かったのは17区の7・77%。この選挙区では自民の平沢勝栄、民主の早川久美子、維新の小林等の闘いとなっており、平沢勝栄が倍以上の票差で圧勝している。ちなみに小選挙区の無効投票率が東京都内全25選挙区とも2009年の前回衆院選を上回っている(2・75%)。 |
新潟一区(内山こう候補)の例。 |
内山こう候補の比例票が小選挙区票より10.938少なく、比率にすると不思議にも約40%減少している。
新潟1区 |
小選挙区票 |
比例区票 |
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新潟市北区 |
1302 |
765 |
58.8% |
新潟市東区 |
6974 |
4124 |
59.1% |
新潟市中央区 |
1208 |
5813 |
60.2% |
新潟市江南区 |
9655 |
741 |
61.3% |
新潟市西区 |
8610 |
5368 |
62.3% |
計 |
27794 |
16811 |
60.5% |
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広島6区(亀井静香)の例。 |
未来の党の亀井静香の得票数の24%しか比例代表では得票がなかった。広島1区でも、すげかわ洋さんの得票数の42%しか比例代表では得票していない。比例票で未来の党がみんなの党に負けている。未来の党は選挙区候補2名に対してみんなの党は0候補である。つまり、未来も2名しか候補を立てられないほどに強くない県であるが、みんなの党は候補を立てられないほど弱いエリアである。そこで未来の党の比例票が、みんなの党のそれに負けていると云うのが何とも解せない。票の不正工作のプロもどこかでぼろを出す。広島県での比例区票で、みんなの党の票を未来の党以上に設定したのはミスではなかろうか。
ちなみに広島6区で未来から出馬した亀井候補は小選挙区で91.078票取っている。広島1区から未来から出馬したすげかわ候補は小選挙区で21.698票取っている。合計91.078+21.698=112.779票になる。全7選挙区の他の選挙区からの未来票が加算されるところ、未来の比例区票は逆に減っており66.752票しかない。つまり112.779―66.752=46.024票も減らしていることになる。率にして約40%減となっている。こういうことって有り得ることだろうか。
小選挙区票が必ずしも比例票に結びつかないとの考えは、重複立候補制から考えると不自然である。隣の岡山県は、未来の党の候補者0で23.523票取っている。みんなの党は同じく候補者0で54.897票取っている。みんなの党の広島県票は小選挙区票0で比例区票を86.935票取っている。つまり小選挙区票と関係なく比例票が出ていることになる。これを踏まえれば、小選挙区票よりも比例票が上回るのが普通だろう。これが自然であろう。維新の会候補を見よ、候補の玉が悪くても比例票で稼いで当選している者も多くいるだろうが。誰か、広島県に於いて、未来の比例区票が小選挙区票より46.024票も減らしている、未来の党に限って比例票が減っている現象を怪奇なしに説明してみたまえ。
この問題につき、沖本ゆきこ(前広島県議会議員)「☆蝶々の随想記☆」の2012/12/20日付けブログ「不正選挙について(3)」が次のように記している。これを転載しておく。
では、不正工作された票はどこに入れられたのだろうか?例をみてみよう!
ケース1)
未来の党 広島1区 すげかわ洋 候補21,698 票 比例 9,106票
維新の会 広島1区 候補なしで、 比例 33,225票
衆院選 小選挙区
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/senkyo/sokuho104.html
衆院選 比例区
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/senkyo/sokuho114.html
前職の国会議員のすげかわ氏の3倍以上の比例票が、維新候補もいないヒロシマ原爆ドームのある爆心地で、そんな得票することは絶対に考えられない!さらに、イカサマがハッキリとわかるのが、広島6区。未来の党、最強コンビ、亀井静香氏と佐藤公治氏の陣営の選挙区だ。
ケース2)
未来の党 広島6区 亀井静香 候補 91,078 票 比例票 22,711票
亀井氏は、ご存じの通り、広島で最も議員歴の長い、大ベテランの政治家。選挙区で91,078票をとっているのに、未来の比例票がたったの 22,711票???ありえません! 広島6区には、維新の候補はいませんが、比例では未来の党よりも多い32,039 票も入っています。亀井票91,078 ― 比例の未来票22,711 = 68,367票はどこに消えたのでしょうか? 広島6区は、郵政選挙で、あのホリエモンが降ってきた選挙区です。しかし、広島では、まったくブームでもない維新に比例で未来より1万票も多く入るなんてありえないことです!亀井氏や佐藤氏ほどのベテランの後援会はシッカリと機能していますから、比例票が別のところへ逃げるなんて考えらません!
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亀井票 |
未来 |
維新 |
三原 |
14,450 |
3,462 |
8,515 |
尾道 |
27,506 |
6,288 |
12,052 |
府中 |
9,389 |
1,720 |
3,416 |
三次 |
17,286 |
3,999 |
3,911 |
庄原 |
16,714 |
5,398 |
2,505 |
世羅 |
2,922 |
1,094 |
1,082 |
神石高原 |
2,811 |
750 |
558 |
合計 |
91,078 |
22,711 |
32,039 |
投票読み取り機械の不正システムで、未来の票68,367票から維新32,039 票へとつけ変えられ、さらに、低投票率ということで、36,328 票が棄てられたのでしょう。維新の比例票の筆跡鑑定をして、同一人物が不正工作をして書いていないか?調べるべきではないでしょうか? 公選法により、一カ月以内なら、投票用紙は保存してあり、訴えれば、確認できるそうです。みなさんも、自分の選挙区と比例区でぜひ、票の出方を調べてみてください。 |
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