松岡洋右考



【松岡洋右考】
 「松岡洋右考」参照。
 松岡洋右といえば、「国際連盟の脱退」を決め、その後「日独伊三国同盟」を進め、日本を国際的に孤立させた「軍国主義の象徴」のような“悪人”として、学校で教えられている。しかし、本当にそうだとしたら、なぜ松岡洋右の主張をありありと書いたこの本「東亜全局の動揺」を、連合国は「没収した」のか? 松岡洋右が「日本に戦争をさせた悪人」なら堂々と公開して、その醜態を戦後の日本人に晒した方が良かったのではないのか? しかしGHQはそうしなかった。そこに「戦前の真実」が隠されているのではないのか…?

 実は「日本を戦争へ導いた」とされている松岡洋右こそ、満洲事変を避けようと著書を残していた。産経新聞「正論」元編集長の上島嘉郎氏は、この本に関して「戦後は、日独伊三国同盟を結んだ”戦犯”として切って捨てられ、批判者もさして松岡の当時の言説を読んでいないのでは…」とコメントしている。そこでぜひ多くの人に真実を知っていただきたいと思い、この松岡洋右の著書「東亜全局の動揺」の復刻に取り掛かった。今回お届けする本は全部で5章で構成されている。その詳細はこちら、、、

復刻・松岡洋右『東亜全局の動揺 - 我が国是と日支露の関係 満蒙の現状』

【第1章】 序論〜戦後日本人が知らない”外交”の真実
 第1章では「当時の外交と国際政局」について述べられている。その内容は、、、
  • 「幣原外相の矛盾答弁」当時の官僚が知られたくなかった中国との密約とは?
  • 「霞が関に潜伏する中国のスパイ」上海、南京、東京…外務省の不可解な言い訳
  • 「世界が歩み始めた”国際協調”の大嘘」ベルサイユ、不戦条約、ドイツ賠償…“理想の空のみ仰いで歩くと井戸に落こちる”
【第2章】 対露外交〜ロシアの謀略と利用された幣原外相
第2章では日露国交回復後の日本とロシアの外交とその悲惨な内容について述べている。
  • 「日露国交回復」ロシアが得たもの、日本が失ったもの…騙され続ける幣原外交の真相
  • 「田中義一内閣が着せられた濡れ衣」歪曲された日露漁業条約
  • 「ルールを破り、恩を仇で返すロシアの性根」唐突な朝鮮銀行閉鎖命令
  • 「ロシアに狙われた在留邦人」カムチャツカ223号漁区の不正競争事件
【第3章】 対支外交〜複雑怪奇な中国のカラクリ
第3章では言わば「戦国時代」と化したアジア大陸の混乱と翻弄される日本について述べている。その内容は、、、
  • 「中国のダークホース・共産軍」見え隠れするロシアの影と満蒙に仕掛けられた罠
  • 「モザイクと化した中国政府群」張学良、閻錫山、馮玉祥…交渉すべき相手は誰か?
  • 「国民革命と経済戦争」日米英と中国で食い違う主張…恐慌以来世界に暗い影を落とすグローバリズムの正体
  • 「アグレマン問題」”虚偽と錯覚と得手勝手な言文とより外何ものもない”
【第4章】 満蒙問題〜満洲事変前夜
第4章では、戦後の教科書では決して分からない「満洲事変前夜」の満洲の様子が、リアルに描かれている。その内容は、、、
  • 「中村大尉惨殺事件」中国で高まる排日運動と蒋介石の放言
  • 「ナショナリズムの片鱗もない中国民族」敵は味方にあり…中国人が決して日本人に協力しない訳
  • 「張作霖爆殺事件」闇に葬られた南満州鉄道の真実
  • 「中国官民の朝鮮人迫害」ロシア・中国の革命外交に屈し続ける幣原式の「定石外交」
  • 「石井ランシング協定」米国が認めた日本の権益とそれを投げ打った「現政権」
【第5章】 結言〜満洲の地政学と日本に期待を寄せる米英仏
第5章では、地政学的に定められた満洲の運命と日本に期待を寄せる米英仏について触れている。その内容は、、、
  • 「明治維新に置き忘れてきた日本人の気迫」平和的な大和民族だからこそ知るべき帝国主義世界の現実
  • 「満洲の地政学」襲来、陰謀、無力…予言された東アジアの動乱
  • 「日本に課せられたエンパイヤー・ビルディング」大和民族にしか東亜全局の安定は実現できない
  • 「シベリヤ鉄道完成」ロシアに飲み込まれる中国と傍観する日本
  • 「明治以降、日本が一等国になれた理由」”民政党内閣の如き消極態度ならば、恐らく四等国か五等国、それが関の山であったろう”
 「焚書の貴重な復刻。衝撃と感動をもって読みました」By 岸本堅太郎様

 焚書の貴重な復刻。衝撃と感動をもって読みました。こういう松岡の真の主張も知らずして、国際連盟を脱退して日本の道を誤らせた男としてこれまで松岡を評価していたのが恥ずかしい。「閉ざされた言語空間」がいまだに生き続けていることですね。しかも今後開放されるような機運があまり期待できないことを思うと、日本の将来はそら恐ろしい気がします。貴社のこうした活動がもっと広がり、日本人を取り戻したいものです。
 「70年前とは思えないほど、現代に当てはまる」By K子様

 今まさに現在進行形の、日本外交の危うさに似て、警鐘を鳴らす本だと受け止めた。当時の外務省、大臣達が国民の意向にお構い無く、外交を自分達の専売品の如く考え、また、正確に国民に知らせない言論界をも嘆いている。まるで、現在進行形の日本をみているようだ。過去の教訓として、二度と同じ過ちを繰り返さない為にも、多くの日本人に読んで欲しい。そして何より松岡洋右氏のイメージが変わった。「外交は特別ではない、常識である」という言葉に、氏の日本を思う人となりを見た。世界情勢を正確に把握した大変優秀な人だったと認識した。復刻本を届けていただき、ありがとうございます。
 「松岡洋右の痛快な弱腰外交批判」By 山口新平様

 今大きな問題になっている日ロ、日韓、日中の問題については、この本の内容がそのまま当てはまっていることに驚きました。腰抜け外交批判は痛快でもあります。今の日本の謝罪外交が引き起こした罪深さは今後に長く影響を及ぼすと思います。日本人の考え方は他の国には決して通用しないことを理解しなければなりません。憲法前文が示すような「お人よし」な国家は存在しないのです。たとえ顔かたちや皮膚の色が似通っていても(中国、朝鮮)考え方はまるで違います。私も海外勤務の経験があり、今の日本の外交姿勢にはうんざりしています。リスク覚悟の外交が必要でしょう。
 「これをGHQが発禁にしたのも自然」By 松本明様

 米国ウイルソン大統領時代に既に敷かれた国際金融資本とユダヤ系共産主義者の活動による影響が支配的となりつつあった、当時の満蒙をめぐる政治情勢を知る現在の日本人にとっては、松岡の苦闘と前民政党政権の幣原外交に対する忸怩たる想いには同情を禁じ得ません。軍隊があり治安維持法が施行されていた当時の日本においてすら、国内政治に国際金融資本を通じて危険な勢力が扶植されつつあり、4-5年の培養機関を経て風見・尾崎という秀れた共産主義者の働きで結実し、近衛は致命的な政策決定をすることになります。そういう時代の外交の真実を活写した本書を、GHQが発禁にしたのは自然でしょう。今の日本人にできることは、先ず歴史の真実を知ること。萩生田文部科学大臣には高校教科書の現代史の抜本的な改訂を期待します。
 「松岡洋右の印象が大きく変わった」By FY様

 今まで、如何に歴史の真実を知らなかったのか、ということを恥ずかしく思っています。インターネットが無い時代に、わが人生の多くを生きてきた者として、オールドメディア、日教組、左翼教員から嘘を教わってきたということが、腹立たしく思います。松岡洋右氏の今までの印象は、テレビで何度も放映された「日本は、満州国に関する決議案に反対して退場し、国際連盟を脱退した」というものしかありませんでした。印象が悪く、横柄な態度の人、偉そうにしている日本という風に受け止めていました。ですが、この本を読み、そのことが大きな間違いであることがわかりました。まだまだ、間違った知識があると思いますが、今後もご指導賜りたいと願っております。
 「松岡洋右の怒りがよくわかる」By 富山伸夫様

 東亜全局の状況に関して、当時の我が国の外交姿勢に対する悲憤慷慨がよくわかります。なにやら最近の世界情勢と似通っていると感ずるところがあります。しかし、当時の世界情勢とその後のいきさつを見てしまった現在、少し大局観に欠けていたかなと思います。その後、国際連盟脱退やナチス政権との同盟などに国を導いてしまったのは、一体どうしてなのか気になるところです。
 「松岡洋右は世界の大局を正確に把握していた」By フランク様

 本書では、松岡洋右が対米英との米英協調路線と対支那の中国内政不干渉を方針とする幣原外交を、何故に激しく批判したのかを語っています。本書を読むと、松岡の頭脳は常人の理解を超えた働きを示し、世界の大局を正確に把握しながら、常識を超越した発想が瞬時に湧き出し、それを電光石火のごとく行動に移せる並外れた実行力があったことがわかります。本書が書かれた時代よりも下りますが、1941年6月22日、独ソ開戦の報を聞くやいなや、松岡は即座に宮中に参内し、ソ連攻撃を天皇に進言しました。僅か2月前に松岡自ら締結したばかりの日ソ中立条約を一方的に破棄するなど信義にもとる、などというのは日本人特有のお人よしの発想です。説得に応ぜずに戦い続ける相手、あるいは「和の国」を害そうとする相手とは、剣をもって戦わなければならないと思い知りました。「和の国」は「非武装平和」では建設も維持もできないということです。大東亜戦争敗戦の原因と責任を追及し、「和の国」を輝かしい未来につなげていこうと思う人に、ぜひ読んで頂きたい一冊です。
 「こういう本をなかったことにしてはいけない」By 憂国士様

 GHQが焚書したかった本を読み返すということそれ自体にまず、とても大きな意義がある。松岡個人の意見には、もしかしたら若干の誤りもあったのかもしれない。思い込みが過ぎるところもあったのかもしれない。しかし松岡がこう考えたという事実だけは確かであり、なぜそのように考えるに至ったかも併せて考証することは、これもまたとても大きな意義がある。この復刻版を読んで松岡に心酔するもよし、逆に評価を下げるもよし。しかし、この書をなかったことにして永遠に闇に葬ることだけは、絶対に間違っている。松岡に反対したい御仁は、この書の存在を踏まえた上で、反対論をぶち上げられるがよろしい。私は拝聴いたしますよ。
 「生々しい当時の様子がわかる」By kohituji様

 当時の生々しい時局がはっきりと分かった。昭和5年生れの私たちが聞いた時代は、この文章は一般には知られず、世の中には出ていなかったと思う。少し物心ついた昭和12年頃から16年ころのなりますが、父親たちが話していたのは、新聞、ラジオ、風説による情報で、松岡洋右の外交交渉、条約など日本に不利な事をした人物としての外交批判だったことを覚えている。(端的に言えば、あいつは馬鹿野郎だった、というもの)これを読んだ今、当時のことが正しく認識できて、そうだったのかとの思いです。歴史の認識はこういうことで操作され、造られていくのだと感じています。
 「上島先生の解説があるので助かった」By アンコールワット様

 貴重な文献の復刻に感動しました。ただ、難しい表現が多いので、読む前と読んだ後で上島先生ご自身の解説講座を参考にしました。

日本を代表する保守メディアの雄、産経新聞「正論」元編集長 ジャーナリスト上島嘉郎 Yoshiro Kamijima

 慰安婦問題や徴用工問題など「歴史戦」の最前線を精力的に取材する一方、明治以降の日本の近現代史の研究家として著書を持つ。 慰安婦問題とは、シンプルな「歴史的事実の有無」に関する問題ではなく、「歴史認識」という歴史を材料にした、政治や外交の問題である。いかんせん認識の問題なので、誤認や、時には嘘も混ざりこむ。ゆえに、、、「今、何が起こっているのか」しかわからなければ、本質が見えない。「なぜ、どんな歴史背景があったのか」という観点から最前線の出来事を見なければ、何が真実で、何が虚実なのか。そして、今、これから何が起ころうとしているのか、それを正しく見通すことはできない。 上島嘉郎とは、現代社会の最前線と歴史、その両方に精通し、両方とも広く、深く語ることができる稀有な論客の1人。現代の政治や外交安全保障の最前線の出来事と歴史的事実を結びつけ、「点と点をつなげるて語る」ことから、各方面の専門家からの評価も高い。

上島嘉郎への推薦の言葉

●日下公人(多摩大学名誉教授)
「上島氏は、雑誌編集者として一時代を築くとともに、近現代史の研究者として戦後の通説とされた歴史観に縛られない「博覧強記」の人でもある。虚と実が交じり合う歴史戦において、「日本の真実」を語れる貴重な論客だ。」
●石原慎太郎(作家)
「この「正論」の元名物編集長は、気迫と男気溢れた日本男児である。異色の人となりについては、氏をモデルにした私の「一途の横道」という短編を読んでほしい。氏の著書が多くの人に読まれることを、私は以前から楽しみにしていた。」
●金美齢(評論家)
「上島さんとの付き合いは四半世紀以上になります。産経新聞社発行のオピニオン誌『正論』の編集者として長く論壇を支えてきた彼が独立し、著述やインターネット放送のキャスターとして活躍するのを頼もしく思っています。

彼はニューギニアやガダルカナル、サイパン、フィリピン、ビルマなどの戦跡取材のほか、台湾の李登輝元総統や〝老台北〟と呼ばれた蔡焜燦さんら、戦前日本の「真実の歴史」の扉を開く人々と数多く出会っています。私の夫の周英明が40年ぶりに台湾に帰国した折も同行取材してくれました。日台の歴史の絆は日本人に覚醒を促すものです。

どんな国にも光と影があります。日本は素晴らしい歴史を持つ国なのに、なぜ戦後の日本人は影ばかり見て、自らを貶めようとするのでしょう。子供たちが「我が日本」に誇りを持てるように、まず大人たちが、自虐でも、自尊でもない「真実の歴史」を知る必要があります。上島さんの話は大いに役立つでしょう。期待し、応援しています。」
●三橋貴明(経済評論家)
「『正論』編集長時代から有名な話なんですが、上島さんはとにかく話が熱いし、面白いし、わかりやすい。氏の熱い語りに触れるたびに、日本人の気高さ、日本人の誇りを感じることができ、『日本人で良かった』と思えます。素晴らしい語り部です。」
●杉田水脈(衆議院議員)
「慰安婦問題、徴用工問題、沖縄独立問題など「歴史戦」の現場の最前線を知るジャーナリスト。戦前との連続性を断たれた「現代の欺瞞」について知り抜いていますから、上島さんの話を聞くと「過去」と「今」がつながります。きっと新たな視点が手に入ることでしょう。」

上島嘉郎プロフィール

  • 優位戦思考に学ぶ—大東亜戦争「失敗の本質」

    優位戦思考に学ぶ—大東亜戦争「失敗の本質」

  • 韓国には言うべきことを<br>キッチリ言おう!

    韓国には言うべきことをキッチリ言おう!

 上島氏は、エリート揃いの新聞記者のなかで、異色の経歴を持つ。
 昭和33(1958)年長野県上伊那郡辰野町生まれ。母子家庭で育つ。
家計を支えるために始めた新聞配達がきっかけで、毎朝、すべての新聞を熟読するようになる。幼少時から読者家で勉強面でも優秀、その一方で空手にも熱中。中学卒業後は、「真の文武両道」を目指して、高校に進学することなく社会に出る。

その後、空手の修行のために四国に渡り、21歳で愛媛県立松山南高等学校卒に入学。高校在学中にアルバイトの1つとして新聞への投稿を繰り返していたところ、地方紙の社主の目に止まり、高校卒業魏に記者の道へ。平成3(1991)年には、競争率数百倍とも言われ、東大・早慶出身者にも合格が難しい産経新聞の入社試験を突破し、産経新聞に入社。サンケイスポーツ編集局整理部に所属。以後、

平成7(1995)年6月退社。その後「月刊日本」創刊編集長をつとめる。
平成10(1998)年10月 産経新聞社に復帰。以後、雑誌「正論」編集部。
平成16(2004)年2月 雑誌「正論」担当編集部長。
平成17(2005)年11月 雑誌「正論」担当編集部長兼別冊編集長。
平成18(2006)年11月 雑誌「正論」編集長(兼別冊編集長)平成22(2010)年10月 雑誌「正論」編集委員(兼別冊編集長)
平成25(2013)年12月より「日本文化チャンネル桜」キャスター。
平成26(2014)年7月に産経新聞社を退社。その後は「単騎」で活動。

雑誌「月刊日本」に参画するため一度は産経新聞社を離れるが、金美齢氏や当時の産経新聞常務の説得もあって産経新聞に復帰。
以後、主に雑誌「正論」に携わった。

「正論」時代には、石原慎太郎、渡部昇一、日下公人、竹村健一、西部邁、李登輝、早坂暁、松平康隆、曽野綾子、金美齢、上坂冬子、櫻井よしこ、長谷川三千子、百田尚樹といったビッグネームとの仕事に携わり、反朝日、反NHKの論陣を張る。「日本人の立場からものを言えるメディア」「自社の政治目的のためではなく、国民に真の情報を届けるためのメディア」と認知されるまでに育てあげた。 また、産経新聞退職後は、ジャーナリストとして雑誌、単行本執筆、テレビ出演など多方面で精力的に活躍中。

 主な著書に『優位戦思考に学ぶ—大東亜戦争「失敗の本質」』(日下公人氏との共著、PHP研究所)、『韓国には言うべきことをキッチリ言おう!』(ワニブックスPLUS新書)など。

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復刻書籍 松岡洋右著
「東亜全局の動揺」
1,500円(税別)が
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550円(税込)
書籍およびデータ 上記掲載。昭和6年に書かれたものです。
大東亜戦争の研究
全8巻シリーズ
1巻あたり
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大東亜戦争の研究シリーズは、上島嘉郎氏が、
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