別章【大東亜戦争考】



 更新日/2017(平成29).7.29日
 (れんだいこのショートメッセージ1)
 現代日本は大東亜戦争の史的総括を多面的多角的に為さずしては先へ進めない。理論上はそうなる。しかし、戦後のたまさかの僥倖に乗って未曾有の経済的発展を遂げ、その歴史的意味が分からぬままの小成功をもってすぐに有頂天になり、挙句がその成果を「中曽根式大国としての国際的責務論」により台無しにされてしまった。

 今やいいように米英イスラエル連合に牛耳られ、餌食にされてしまっている。もはやこの罠から抜け出せない。かく観点を据えるのが正しい。しかし、日本人には明治維新の偉業をやり遂げた史実がある。辛抱辛抱の果てに見事な回天運動を成し遂げようぞ。

 2003.10.7日 れんだいこ拝

 (れんだいこのショートメッセージ2)
 いよいよ「大東亜戦争を問う」に挑んで見ることにする。私の場合この衝動は突如としてやってくる。恰好良く言えば時代のニューマに感染しているのだろうと思う。ある種の議論を通じて、ここを切開しておかない限りこれ以上先へ進めないという壁に遭遇することがある。この壁にぶつかった時れんだいこは、壁のサイズを測り始める。私の手におえるか負えないかを見極めるためである。

 これまでこのテーマを取り上げなかったのは、かなりな巌(いわお)であるとみなしてきたからである。しかし、最近の思潮から見て、私の能力にあまろうともこの巌によじ登らない限りその先が見えてこない思いが募る。そういう訳で、一息つく間もなく再出航したい。

 2001年4月の森内閣から小泉内閣の誕生過程において、小泉首相を軸とする「戦後の総決算」の動きが急である。この符節にあわせて、@・右派系歴史教科書の検定通過、A・靖国神社公式参拝、B・憲法改正問題が浮上している。この間、C・南京事件等旧大戦時の日本軍の蛮行、D・従軍慰安婦問題等をめぐって、右派の聖戦論イデオロギーと、左派の自虐史観が噛み合わぬまま経過してきている。

 これらの問題は外交問題としても立ち現れており、両朝鮮、中国、台湾その他近隣アジア諸国との間に「統一見解」で対応できていない。歴代の首相により対応が異なるという事態も生まれており、その良さもあると思われるがこの半端性はいつまでもは通用しないであろう。


 
つらつら思うのに、戦後五十年になるのに政府からも野党からも学者、市民グループからも、史上未曾有の戦争経験に対してこれを総括してこなかったそのツケが自家中毒しており、為にこの価値転換、構造改革時代にあってその経験が生かされようとしていない。そして「いつかきた道」へ再び無節操に向かおうとしているやに見える。

 これは我等が大和民族の能力の構造的欠陥であり、感覚は超繊細なるも万事ケジメをつけない性癖の好例だろうと思う。しかし、グローバルな国際化時代に遭遇して、過去と対話し得ないこの行き当たりばったり手法は日本国の信用を落とすことに帰着し、その損失は莫大となるだろうと危惧する。


 
こうした観点から、このサイトでかっての大東亜戦争を俎上に乗せて包括的な総括を試みてみたい。右派からも左派からも論戦を挑まれれば受け太刀してみようと思う。但し、この作業は非力な一個人であるれんだいこだけでは到底出来ない。皆様方との共同作業として取り組んで見たいと思う。この壮大な事業に只今より着手します。皆様のご協力を賜わりますよう伏してお願い申し上げます。

 2004.8.24日再編集 れんだいこ拝


目次
別章【大東亜戦争とは?その史的総括、聖戦論と自虐史観の狭間考
別章【大東亜戦争史実
別章【日帝の国内支配考
別章【日帝の対外侵略考
別章【ネオシオニズムの対日戦略、支配考
別章【日本軍の植民地解放闘争考
Re昭和天皇考
Re大正天皇考
別章【日本軍紀考、その内部規律と統制考、その戦闘行為考
別章【大本営参謀本部の指揮能力考
別章【兵士の餓死考、シベリア抑留考
別章【兵士の手記、遺稿集
別章【戦後民主主義考
別章【靖国神社問題考
家永教科書訴訟考」(旧版家永教科書訴訟考
戦後歴代政府の歴史認識考
「本多―木村論争及び訴訟」考
インターネット・サイト
研究著作本






(私論.私見)