3258−8 事業としての革命運動考


脇田憲一「朝鮮戦争と吹田・枚方事件」

 そのときに書いたわたしの小説(『文学ノート』創刊号、一九五七年一〇月「木枯らし」五〇枚)は、稚拙ながらそれら「敗北した革命」の体験を伝える叫び声だったのかもしれません。それから約半世紀、わたしが現在六九歳にして到達した革命観は、革命とは民衆のものであって、資本主義であれ、社会主義であれ、共産主義であっても、権力による支配がつづく限り革命は永遠にくり返される。とすれば革命とは人間の一生で完結するものではなく、次の世代に伝えていくものである、という考え方です。これならば勝った負けたで一喜一憂する必要はないのです。






(私論.私見)