387−21 性善説・性悪説論争
(例題)
 孔子は『論語』の中で、『性はあい近し、習いはあい遠し』と述べている。人間の本性は誰でも似たりよったりだが、後天的な習慣によって大きな相違が生じ、善くも悪くもなる、という意味であろう。この時、孔子が『性』を性善説的に考えていたのか、性悪説的に考えていたのかまでは分からない。孟子ははっきり『性は善なり』と唱え、だから人間はその善なる性を押し広げていけば良いと説いた。これに対し、ジュンシは『性は悪なり』と唱え、だからその悪を防ぎ止める為に道徳・礼儀が必要なのだと説いた。

 さて、あなたならどう考えますか。