444−26 法の番人の金権腐敗考

4月25日 13:02大阪高検:前公安部長逮捕で参院委が審議 活動費問題も追及

 参院法務委員会は25日、大阪高検前公安部長、三井環容疑者(57)が詐欺容疑などで逮捕された事件について集中審議した。三井容疑者が告発していた検察庁の調査活動費の実態などについても追及された。

 小川敏夫議員(民主)が「三井検事が、調査活動費に関してマスコミに情報を提供するなどしていたことは知っていたか」と質問すると、古田佑紀・法務省刑事局長は「情報提供者の可能性があるとは考えていた」と答えた。さらに調査活動費が必要な理由を問われた古田局長は「検事正の判断で、情報提供者確保のためなどに予算を執行している。警察とは別の角度で情報を収集する必要がある」と答弁した。

 井上哲士議員(共産)は、98年に約5億5200万円使っていた調査活動費が5分の1以下に激減した理由について「仙台市民オンブズマンが告発したため、裏金として使うのをやめたからではないか」と追及した。古田局長は「そういう事実はない。秘匿を要するので使途の詳細は勘弁していただきたい」とかわした。

 福島瑞穂議員(社民)は、96、97年の決算で、全地検で万単位で使い切って端数がないことの不自然さをただした。古田局長は「当時は、情報提供者への謝金として使われたので、消費税もかからずそのような数字になった」と答えた。

[毎日新聞4月25日] ( 2002-04-25-13:03 )