タヴィストック考 |
(最新見直し2007.5.13日)
(れんだいこのショートメッセージ) |
「タヴィストック人間関係研究所」(the tavistock institute of human relactions)という機関がある。ジョン・コールマン著、太田龍監訳「タヴィストック」(成甲書房、2006.3.30日初版)が、「300人委員会」の諮問機関としての「タヴィストック」の役割をを明らかにしている。これを検証する。 太田 龍 2007.5.13日 れんだいこ拝 |
【「タヴィストック人間関係研究所」の創設】 |
1913年、「タヴィストック人間関係研究所」が、「300人委員会」の諮問機関的役割を帯びてロンドンのバッキンガム宮殿近くのウェリントンハウスに、迫りくるドイツとの戦争に向けて好戦的ムードを醸成させる任務を持って設立された。「300人委員会」は、ロスチャイルドを盟主とする現代パリサイ派の諮問機関であり、「シオンの議定書」マニュフェストに基づく世界支配戦略に基づき年次ごとの指針を打ち出すことで知られている。してみれば、「タヴィストック人間関係研究所」は、この流れに有る広報戦略機関とみなせる。 「タヴィストック」は、第11代ベッドフォード公爵のタヴィストックの名前にちなんで付けられた。資金は、英国王室とロスチャイルド家、後にロックフェラー家から拠出された。 ロスミヤ卿、ノースクリフ卿らが理事会メンバーとなった。ノースクリフ卿はロスチャイルド一族と姻戚関係を結んでいる。「タヴィストック」は、フリーメーソン、イルミナティーと深く関係している。他にもアーノルド・トインビーが未来研究を担当する理事に選ばれた。トインビーは後に王立国際問題研究所(RIIA)の理事長となる。米国人のウォルター・リップマンとエドワード・バーネイズが対米世論操作を任された。 「タヴィストック人間関係研究所」は、ボーア戦争(1899−1902年)時のマスコミの果たした役割の重要性を認め、その時の経験を踏まえて本格的にマス・コミュニケーションメディアによる大衆操作という技術を取り入れる研究機関として始まった。集団心理を研究応用し、マインドコントロール、洗脳、プロパガンダに関わる世界一の社会工学機関として発展していくことになる。現在プロファイリング、プログラミング技法をも生み出している。 1937年、ドイツの哲学者オズワルド・シュペングラーの「西洋の没落」をモデルとする決定が下され、「キリスト教西欧の『民主化』改革」に取り組んだ。第一次世界大戦の世論誘導に役割を果たし、アメリカの参戦を呼び込んだ。第二次世界大戦の世論誘導を謀り、「民主主義対ファシズムの闘い」なる喧伝に努めた。第二次世界大戦中、タヴィストックは、英国陸軍心理戦争局の本部だった。 ドイツ生まれのユダヤ人のクルト・レヴィン博士の「位相心理学」(生活空間の構造を幾何学的に表示して行動を解明する心理学)をテキストとして技法を研究している。 1946年、イギリスのタヴィストック研究所を真似て、アメリカにスタンフォード研究所が設立された。 |
太田龍・氏は、「時事寸評」の2005.12.17日付けプログbP897「『沈黙の兵器』を読まずしてロスチャイルドについて語ることは許されない」で次のように述べている。
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指輪物語:イルミナティが、心理操作された奴隷を作り出すために使用する手口 投稿者 釜井@オリジナル 日時 2002 年 11 月 22 日 21:34:50: (回答先: ナイトの称号を持つ英国人俳優「イアン・ホルム」の出演映画 投稿者 釜井@オリジナル 日時 2002 年 11 月 22 日 21:27:58) ロード・オブ・ザ・リング :指環物語 ------------------------------------------------------------------------- 週刊日本新聞 ○フリッツ・スプリングマイヤー、シスコ・ウィーラー共著 ○この本の中に、イルミナティが、「不思議な国のアリス」を、心理操作された奴隷を作り出すために、 ○もちろん、イルミナティがその目的のために使用する教科書は、「アリス」だけではない。 ○スプリングマイヤー、シスコ・ウィラーの前記の著作(と言ふよりも、未だ、手作りの私家版、原稿)の巻頭に、 本書を、Monarc-type trauma-based mind
controlによってプログラムされた、二百万人のアメリカ人に捧げる。 と記されて居る。 ○Monarc-type trauma-based mind control(注) ○モナーク(モナルク)スレイブ。 ○「モナーク・スレイブ」とは、米国に於て、イルミナティが、膨大な力を集中して、飼育しつつある、 ○スプリングマイヤーによれば、既に、その奴隷の数は、全米で、二百万人に達して居ると言ふ。 ○イルミナティは、何のためにそんなことをするのか。 ○「不思議な国のアリス」は、そのための教科書の一種だと言ふ。 ○そして、その作者、ルイス・キャロルは、本名ドジソン・オックスフォード大学教授。 ○トールキンも全く同じ水準のイルミナティ直系の学者である。 (了) ------------------------------------------------------------------- (注)Monarc-type trauma-based mind control 文中のスペルが違うが、Project Monarch プロジェクト・モナーク の事と思われる。 |
【「タヴィストック人間関係研究所」の機構的位置】 | |
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「阿修羅石原慎太郎版1」のジョン・コールマン博士氏の2002.11.16日付け投稿「三百人委員会/秘密結社ローマクラブ=ユダヤフリーメイソンを転載する。
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「韋駄天迷宮」の「情報迷宮」の「洗脳戦争の背後を探る」を転載する。
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「阿修羅議論版11」の km氏の2003.7.15日付投稿「I S O教義【日本の政治家が馬鹿になった最大の理由】」の関連部分を転載する。
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【ガンタナモ収容所の生体実験を止めさせよ】 | ||
ガンタナモ収容所は、囚人の生体実験研究所として利用されている。囚人はその挙句使い捨てされている。ジョン・コールマン著、太田龍監訳「タヴィストック」(成甲書房、2006.3.30日初版)の105−106Pは次のように記している。
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(私論.私見)