4412334 | 評者の諸見解 |
新綱領案をどう見るか(1) |
小田(03/6/25 08:12)
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今回、発表された綱領改定案について議論してみたい。 |
新綱領案をどう見るか(1) |
小田(03/6/25 08:12)
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今回、発表された綱領改定案について議論してみたい。 |
新綱領をどう見るか(3) |
小田(03/6/25 17:04)
5. 民主連合政府による「革新三目標」と民主主義革命の事実上の同一化 |
新綱領案をどう見るか(3):補論:不破氏の記者会見に関して |
小田(03/6/25 20:32)
先に論じた「新綱領案をどう見るか(3)」 |
新綱領案をどう見るか(4) |
小田(03/6/26 07:07)
6.
「五、社会主義・共産主義の社会をめざして」について |
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![]() 日本共産党が四十二年ぶりに党綱領を大幅に改定するそうだ。いままで否定してきた自衛隊や天皇制を条件つきで容認するという。降ってわいたセクハラ問題もさることながら、黒を白にする路線転換がこの党の苦渋を如実に示している。 ▼共産党をとりまく現実とは何か。旧ソ連の崩壊やベルリンの壁消滅が象徴するように、国際共産主義の理念はいまや脳死寸前の虫の息となった。共産主義社会の実現をめざしている日本共産党も、いうならば“喪家の犬”で、坂の上の輝く白い雲を見失ってしまった。 ▼党勢の低迷も当然で、党機関紙「しんぶん赤旗」の購読者数は三百万人から百八十万人に激減しているそうだ。野党が画策する連合政権構想にもお呼びがかからない。カビの生えた綱領改定は苦肉の策だが、そうかといって体面もある。“条件つき”はその苦渋を示していた。 ▼ところで共産主義はいまどんな国際的評価を受けているか。たとえばフランスのクルトワ、ヴェルト両氏の共著『共産主義黒書』(恵雅堂出版)などはこう見ている。二十世紀は戦争と革命の世紀だったが、ナチズムの犠牲は二千五百万人…。 ▼それに対し共産主義の犠牲は全世界で一億人に達するという。内訳はソ連二千万人、中国六千五百万人、ベトナム一千万人、北朝鮮二百万人、カンボジア二百万人、東欧百万人、などなど。「その犯罪性はナチズムと酷似している」と著者らは断罪していた。 ▼このような世界の厳しい認識を直視すれば、綱領の手直しぐらいではとても追いつかない。党名変更をはじめ古く閉鎖的な党体質の根本的な改革にも迫られているだろう。しかし気の毒なことに、そうなると共産党の存在理由そのものがなくなってしまうのである。 |
綱領改定前に61年綱領の世界認識を再確認 |
山(03/6/18 19:56)
>> 無理ですって! |
新綱領案をどう見るか(4)-a |
小田(03/6/27 14:44)
6.5 新綱領案における社会主義構想の整理とその基本的問題 |
(私論.私見)