32518−4 マルクスの個人崇拝忌避的性格について

 マルクスが個人崇拝的なるものを如何に忌避していたか、俗に権威主義を嫌っていたかが分かる格好例文が手に入った。以下に記しておく

 晩年のマルクスの言。「僕はすべて個人崇拝が大嫌いだから、インタナショナルの期間中、方々の国々から差し出されたおびただしい顕彰運動を、ただの一度も宣伝の場に入り込ませたことはなかったし、また、時折りお目玉を頂戴した場合以外は、そのことに反応したこともなかった。エンゲルスと僕とがはじめて共産主義者の秘密結社に加入するようになったのは、ひとえに、権威迷信を助長するようなことはいっさい規約から取り除かれるようにという条件のもとにおいてであった」(「ヴィルヘルム・ブロースへの手紙、1877.11.10、全集第34巻p248)(加藤哲郎氏の「『共産党宣言』の現代的意味」より)。





(私論.私見)