4281695 ゾルゲ事件

 (最新見直し2007.8.12日)

 
只今工事中です。いろいろ引用しておりますが何卒ご理解をお願い申し上げます。

 (れんだいこのショートメッセージ)
 「ある革命家の回想」(川合貞吉・谷沢書房・1983.2.10日初版)を古書店で見つけ読み進めたところ、同氏が戦前中国共産党員となり大陸で活動していた様子、ゾルゲ事件の当事者ゾルゲや尾崎秀実と深く親交していた様が書かれており、これは貴重と判断した。そこでこの章を設け、考察することにする。

 ゾルゲ事件とは、世界史的な衝撃事件であったロシア革命によるソビエト連邦の創出、続くコミンテルン活動の「紅い正義」が信じられていた時代の、それに殉じて身も心も捧げようとした革命家達による第二次世界大戦前夜の「在日国際諜報団事件」のことを云う。

 その最高指導者がドイツのナチス党員その実ソビエト赤軍諜報員のゾルゲであり、その最高協力者が近衛内閣の有能なブレーンとして縦横な活動をしていた尾崎秀実(ほつみ)であった。この事件に関係したとして検挙された者は総計34名とされている。


 彼らは、何を目的としてどのような役割を果たしていたのであろうか。れんだいこが興味を覚えるのは、諜報活動は能力が高くなくては出来ない勤まらないという面である。数多くの情報の中から本筋を絞り込み、何が貴重な情報であるのかを読み取り、その情報取りに最大限能力を駆使する。あるいはあわよくば政局のコントロールまで目指す。こうなると、岡引的なスパイ活動の水準をはるかに超えて居ると云わざるを得ない。一種の歴史創造者のような気までする。

 ゾルゲ達は、この最高度な闘いに挑み、武運つたなく検挙された。ゾルゲと尾崎は事件発覚より3年後ロシア革命記念日に絞首刑に処せられた。その他の主要活動家も獄死させられ、あるいは仮釈放後死亡し、出獄後まもなく死亡する者も居るという具合で、何ともはや過酷な運命を辿っている。風化させてはならない事件に違いなかろう。

 最新の気づきとして、ゾルゲ事件とネオ・シオニズムの関連の必要を感じている。ゾルゲ派の背後には国際ユダヤ陰謀組織との絡みがあったようにも思われる。しかし、この方面の資料は殆ど遺されていない。この事件は、この両面から考察されねばなるまい。


 2003.5.14日再編集 れんだいこ拝


目次  

コード 中項目 備考
「ゾルゲ事件」概要
ゾルゲ事件考
ゾルゲ事件首謀者の履歴
事件年表
事件の背景にある政争
取調べの様子と判決文、その後
伊藤律とゾルゲ事件の接点考
映画「スパイ・ゾルゲ」
尾崎秀実獄中手記
インターネットサイト
関連著作




(私論.私見)