「大川周明の米英東亜侵略史」

 (最新見直し2006.10.3日)

 (れんだいこのショートメッセージ)
 【大川周明著「日米開戦の真実」について】

 ムネオ事件で連座し、未曾有の長期拘留から生還した外務省国際情報局分析第一課員・佐藤優・氏が、「国策逮捕」なる造語で評判を得た「国家の罠」に続いて「国家の自縛」、「国家の崩壊」、「自壊する帝国」と刊行し、新たに「日米開戦の真実」(小学館、2006.7.1日初版)を世に問うた。佐藤氏は、同書の中で幻の名著となっていた大川周明著「日米開戦の真実」を全文転載している。

 れんだいこは、大川周明氏については、東京裁判の際にパジャマ姿で登場し、東条英機の頭を叩いて退廷させれた史実を知るばかりであった。佐藤氏の「日米開戦の真実」により、大川氏の批評眼の有る歴史家ぶりを教えられた。有り難いことであった。同時に、れんだいこがこれまで大川氏の言及を知らなかったことは迂闊であったことを気づかされた。

 彼の「米英東亜侵略史」は、近世に於ける西欧諸国内の抗争史即ち、ポルトガルからスペイン、オランダ、フランスを経てのイギリスへ、更に最終的にアメリカへの覇権の移動を分かりやすく語っている。植民地政策の司令塔・東インド会社のインド、支那、東南アジア諸国侵略史の概要を要点整理で伝えている。幕末日本がそうしたアジアの動向に危機感を覚え、難局に賢明に対処せんとしたことが浮き彫りとなる。そういう意味で、ネオ・シオニズムの再襲来の観点さえ持つならば、幕末維新はまさに誉れの史実であろう。そういうことを知ることが出来、実にためになる。

 ふと気づかされたことは、大川氏の東京裁判退廷顛末は双方の出来レースだったのではなかろうかということである。大川に大東亜戦争の正義を弁明されたら「平和の罪、人道の罪」を問えなくされることを恐れたネオ・シオニストが、大川に精神異常誘引食を与え続け、かくして大川は頭がぼっとした状況で異様ないでたちであることの判別も出来ず登場せしめられたものかも知れない。お蔭で大川は出廷に及ばずとなり、武人ではない大川はこれを良しとしたのではなかろうか。推測でしかないが。

 それはそうと、左藤氏は、大川周明著「日米開戦の真実」を紹介するのに、下手に解説して原文を知らせぬ当節流行の手法を採らずに、まず原文を全文紹介し、次にこれを解説するという至極真っ当な構成にしている。これが却って爽やかである。読者は、原文と解説で二重に味わえるというアーモンドチョコ式恩恵に浴することができる次第である。歪んだ解説ほど害悪なものは無いという観点に立てば、左藤氏の手法は大いに称讃されるべきであろう。

 ところで、れんだいこはがネット検索したところ、大川周明著「日米開戦の真実」はサイトアップされていない。内容的に捨て置けぬことなので追々転載していくことにする。なぜなら、「愛宕北山氏のユダヤ問題論考」同様に、日本人民大衆の必須読本であると思われるから。例によって「チョサク、チョサク」の声が出でようが、じゃかましい、みんなが読めるようにするのが先じゃ、急ぐのじゃと切り返し、真一文字に突進しようと思う。

 もっとも、独りでは骨が折れる。誰か手分けして頼む。掲示板でもメールでも送信してくれたらそれを取り込むから。「れんだいこの名著翻訳、発掘一覧シリーズ」に収納しようと思う。みんなに役立てて貰いたい。という訳で、さぁ行ってみよう。

 「愛宕北山氏のユダヤ問題論考」(http://www.marino.ne.jp/~rendaico/neoshionizumuco/atago.htm)

 「れんだいこの名著翻訳、発掘一覧シリーズ」(http://www.marino.ne.jp/~rendaico/honyakubun/top.htm)

 2006.10.3日 れんだいこ拝


関連サイト パレスチナ問題考 「ユダヤ人問題」考
「シオンの議定書」考 「ネオ・シオニズム考」

目次

コード 項目
米国東亜侵略史第1、2日目放送
米国東亜侵略史第3、4日目放送
米国東亜侵略史第5、6日目放送
英国東亜侵略史第1、2日目放送
英国東亜侵略史第3、4日目放送
英国東亜侵略史第5、6日目放送




(私論.私見)