「ブント運動の誕生―隆盛―分裂過程考(通史篇)」

 (最新見直し2006.5.16日)

 (れんだいこのショートメッセージ)
 戦後直後から70年安保闘争に至るまでの日本学生運動の歴史は、不首尾に終わったことにより価値を減じているが、もし日本左派運動の再建を願うならばどうしても捉え返さねばならない貴重な記録である。この観点に立つ時、60年安保闘争を領導した第一次ブント運動の軌跡は金字塔となっているであろう。

 もう一つ。ブントが情況の許される限り如何に公明正大オープンに議論を仕掛け、組織論、運動論において自律を重んじて行ったか。れんだいこに云わせれば、後にも先にも無い左派ルネサンス運動であった。革命の弁証法を信じるならば、この系譜上で次の運動が興って欲しかった。島さんが期待したのはこのことであったのではなかろうか。あぁだがしかし、この系譜は第一次ブントで始まり第一次ブントで潰えた。もうそれは云うまい。今は見つめるのみだろう。

 以上、ブントは情況の重みに挑み潰え、ルネサンスの軽みにより分散霧消した。しかし、島氏は過酷にも一人この深淵を覗き続け、その後もこの精神を刻み続けた。かく構図を見据えて、本稿でブントの発生―隆盛―終焉過程を検証していくことにする。


目次

場面1 第一次ブント運動の誕生過程
場面2 第一次ブント運動の結成前後の過程
場面3 第一次ブント運動の燃焼隆盛過程
場面4 第一次ブント運動の分裂過程
場面5 第一次ブント運動の解体終焉
補足 不破論文・日共のトロツキズム批判
補足  「共産主義の旗」派の1961年の闘い考
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参考文献
情報ストック




(私論.私見)