乗員乗客名簿考

 (最新見直し2015.08.18日)

 (れんだいこのショートメッセージ)


乗員考
 「123便を支えた乗務員」を参照する。
 123便には運航乗務員3人・客室乗務員12人、あわせて15人の乗組員が乗っていた。運航乗務員は暴走を始めた70メートルもある巨大な機体と戦い、客室乗務員は最後まで冷静に乗客の対処にあたった。極限状態の中、墜落寸前まで123便を支え続けた15名の乗務員を紹介する。
 運行乗務員
 1/機長/高濱 雅己(49歳)

 1936(昭和11).1.2日生まれ。宮崎県延岡市出身、当時千葉県在住。京都市内の高校を中退後、海上自衛隊第1期航空学生として入隊。その後、富士航空、日本国内航空(いずれも東亜国内航空の前身)を経て1966(昭和41).12.1日、日本航空へ入社。1981(昭和56).2月、ジャンボ機の操縦教官を兼任。パイロット歴は通算26年、総飛行時間12,423時間41分。運航部門指導教官。1985(昭和60).8.12日、墜落した日航ジャンボ機123便の機長として、最後まで必死に操縦かんを握り続けた。CVRは高濱機長の悲痛な叫び声の後、2回の衝突音で終わっている。

 日本海軍の戦闘機搭乗員にして個人での撃墜記録32機を誇る撃墜王の一人にしてソロモン戦線を生き抜いた数少ない戦闘機パイロットである杉野計雄(かずお)飛行兵曹長。杉野氏は、公職追放が解除され、1953(昭和28)年、海上自衛隊に入隊。操縦士、操縦教官として勤務。この時の教え子にパイロット高濱雅己がいる。杉野氏の上官が何と上野村村長だった黒沢丈夫氏。しかもその上野村・黒沢村長のことが事故当時の日航の機内誌最新号「WINDS9月号・WINDS人国記14」に顔写真入りで載っていると云う奇しきな縁がある。
 2/副操縦士/佐々木 祐(39歳)

 昭和21年生まれ。当時千葉県在住。日航入社/昭和45年4月18日。総飛行時間3,963時間34分。機長昇格訓練生。123便を実際に操縦していたのは、この佐々木副操縦士である。昇格試験で機長席に座った彼が最後まで操縦桿を握り続けた。
 3/航空機関士/福田 博(46歳)

 昭和14年生まれ。当時千葉県在住。甲府工業高校を卒業後、日本航空入社。日航入社/昭和32年4月1日。総飛行時間9,831時間03分。エンジニア部門教官。音声を聞く限りでは、福田航空機関士が一番冷静だったのかもしれない。機体の破損状況確認から酸素マスク着用の催促・ギアダウン・フラップ操作の提案等、その時々に応じて必要な事柄はほとんど彼が率先して行っている。
 客室乗務員(アシスタント・パーサーを含む)
 4/チーフパーサー/波多野 純(39歳)
 
千葉/日航入社・昭和44年10月18日/総飛行時間10,225時間33分。CVRには乗務員への指示・乗客へのアナウンス等の声が残されている。
 5/木原 幸代(30歳)
 
東京/日航入社・昭和49年1月22日/総飛行時間5,704時間55分。
 6/赤田 眞理子(31歳)
 東京/日航入社・昭和50年1月17日/総飛行時間4,815時間43分。
 7/藤田 香(28歳)
 
東京/日航入社・昭和52年9月1日/総飛行時間4,432時間13分。
 8/宮道 令子(30歳)
 東京/日航入社・昭和52年12月1日/総飛行時間3,161時間23分。
 9/対馬 祐三子(29歳)
 
東京/日航入社・昭和53年1月5日/総飛行時間4,227時間13分。対馬さんは最後尾で機内アナウンスを担当している。CVRに残されたアナウンスの声は対馬さんか最後尾右側担当の大野さんの声と思われる。事故後、対馬さんが機内で書いた、不時着を想定したアナウンスの内容が書かれたメモが発見された。
 10/吉田 雅代(27歳)
 群馬/日航入社・昭和53年1月5日/総飛行時間4,165時間54分。
 11/海老名 光代(28歳)
 
横浜/日航入社・昭和54年1月10日/総飛行時間3,541時間01分。
 客室乗務員スチュワーデス(STW)
 12/白拍子 由美子(25歳)
 
東京/日航入社・昭和56年11月24日/総飛行時間2,179時間44分。
 13/大野 美紀子(26歳)
 
千葉/日航入社・昭和57年5月20日/総飛行時間1,610時間37分。大野さんは対馬さんと同じく最後尾で機内アナウンスを担当している。機体後部右側に座っていた乗客の小川哲さんが撮った機内の写真に写る客室乗務員は大野美紀子さんであると思われる。
  14/大野 聖子(24歳)
 東京/日航入社・昭和59年1月12日/総飛行時間549時間19分。
 15/波多野 京子(24歳)
 
東京/日航入社・昭和59年6月19日/総飛行時間363時間41分。

乗客考
 「沈まぬ太陽 ~ 日航ジャンボ機・事故の虚実 ~ 」、「墜落日航ジャンボ機の乗客・乗
員名簿 1985.08.14 東京朝刊 4頁 特設ニュース面 (全19,087字)
」。
16 明石 守 54 大阪府豊中市/明石エンジニアリング代表取締役/東京に商用のため、孫娘を伴って日帰り出張した帰り。
17 真紀代(♀)
18 秋山 寿男 48 枚方市/松下電器システムエンジニアリング本部課長/出張からの帰り。  
19 麻木 喜一郎 31 出光興産市原工場/夫婦で夫の母の初盆に帰省中。
20 良子(♀) 29 妻。
21 浅野 潤一 36 宝塚市/浅野木材取締役。出張の帰途。
22 浅野 真一 34 奈良市/兼松エレクトロニクス営業推進課主任/東京日帰り出張の帰途。
23 芦田 育三 49 尼崎市/象印マホービンデザイン室長/東京へ日帰り出張。  
24 新井 立悦 32 大阪市/ 新井ゴム専務/東京日帰り出張の帰途。   
25 新井 健次 32 福岡市/会社員/夏休みで帰省。
26 新井 健作 42 工務店社長/
27 真澄(♀) 12 長女/豊中4中1年。
28 有田 秀止 29 横浜市/池田物産/夏休みで実家に帰る途中。   
29 池 孝三 42 奈良市/コンピューター会社経営。
30 池上 重雄 27 箕面市/山崎建設/帰省。
31 池田 五郎 41 鎌倉市/安田火災海上研修生/私用。
32 池田 隆美 53 茨木市/東レ物流常務/商用で東京に出張、この便で帰阪と連絡。
33 生駒隆子(♀) 26 (緋本 こりん)/池田市/同人漫画/東京へ遊びに行っての帰り。  
34 石井 幸江(♀) 36 吹田市/主婦/2人で東京の兄の家に行っての帰り。
35 博美(♀)  15 長女/吹田3中3年
36 石井裕之 59 西宮市/敷島紡績専務/東京へ日帰り出張。
37 石川 貞昭 52 千葉市/東洋ガラス取締役/出張。  
38 石倉 六郎 41 茨木市/石倉工業社長/東京への日帰り出張の帰途。
39 石崎 恵美子(♀) 36 滋賀県守山市/設計会社事務員/観光旅行の帰途。
40 石田 一雄 60 神戸市/阪神電鉄常務取締役/運輸省への社務で日帰り出張の帰途。  
41/伊藤 昭平(20) 西宮市/仏教大学一年。
42/伊藤 寛之(54) 西宮市/日本興業銀行大阪支店。
43/伊藤 寿信(50) 大阪市/タクシー運転手/一家4人でディズニーランド観光
からの帰途。  
44/誠子(♀)(45)
45/妙子(♀)(16) 長女/高校2年
46/和美(♀)(13) 次女/中学1年
47/井ノ上 一浩(15)  大阪市/大阪市立淀川中3年/科学万博などに行っての
帰り。
48/井上 淳光(48)
49/井上 久子(♀)(58) 大阪府泉北郡/3人で3泊4日の日程でディズニーランド
などを見学しての帰り。
50/理抄(♀)(10) 孫/東忠岡小4年
51/健人(6) 孫/東忠岡小1年
52/井上 幹雄(41) 横浜市/うどん会社部長/単身赴任で東京へ出張の帰り。
53/井口 利明(50) 尼崎市/塩野義製薬企画部抗菌製剤担当部長/出張から
帰阪中。
54/井原 戴二(45)  大阪市/鉄工所経営/東京ディズニーランド、つくば博を
見物した帰り。  
55/富士恵(♀)(45)
56/智恵(♀)(14)   3女
57/猪飼 善彦(37) 滋賀県栗太郡/文具店経営/父子3人で科学万博を見ての
帰り。
58/小夜(♀)(9) 長女/町立葉山東小4年 
59/潤(7) 長男/町立葉山東小2年  
60/石野 喜一(34) 西宮市/神栄石野証券代表取締役社長。  
61/石原孝一(53) 大阪市/石原ネット社長/日帰り出張の帰途。
62/泉谷 淳子(♀)(20) 大阪府河内長野市/都ホテル大阪/帰省。  
63/一木 允(56) 日光町/松下電器産業システムエンジニアリング本部部長。
64/市浦 昭(47) 千葉市/日建設計設計部副部長/大阪経由で福岡へ出張の途
中。
65/市川 一彦(53) 羽曳野市/KK市川化学研究所社長/東京日帰り出張の帰途。
66/出梅治(33) 大鵬薬品/転勤のため、家族で東京から大阪に赴任の途中。
67/寿子(♀)(31) 
68/啓介(3) 長男
69/今村 欣治(41) 大阪府寝屋川市/松下電工東京支店/14日から18日まで帰
省。  
70/井元淳光(48) 吹田市/燃料・セメント販売会社役員/日帰りで東京出張の
帰り。
71/岩井 宏之(43) 豊中市/電通大阪支社第6営業局営業部長/出張帰り。  
72/岩城 美弥子(♀)(43) 東京都中野区/主婦/
73/岩切 伸司(34) 東京都世田谷区/高校教諭/盆休みを利用、家族で大阪府
大東市の実家に帰る途中。  
74/圭子(♀)(33)
75/大樹(3)  長男
76/岩国 忠弘(43) 茨木市/三栄化学工業応用研究部主任研究員/東京へ日帰
り出張。  
77/上坂 辰男(33) 神戸市/神戸製鋼/。  
78/久枝(♀)(31)
79/理枝(♀)(3) 長女
80/上村 登(51) 豊中市/葬儀会社「加納」社長/北摂葬祭業協同組合理事長で、
東京での業界団体会合に出席しての帰り。 
81/上田 嗣治(55) 箕面市/住友金属工業銑鋼技術部長/東京への出張からの帰
途。  
82/浮田 玲子(♀)(47) 香川県小豆郡。娘の立子の夏休みで、母娘で東京旅行しての帰り。  
83/立子(♀)(22)  娘/兵庫医科大4年。
84/宇沢 克彦(45) 大阪市/会社員/日帰り出張の帰途。  
85/内海 浩一(25) 東京都港区/繊維会社員/休暇があけ大阪へ帰任の旅だっ
た。  
86/鵜木 利郎(28) 箕面市/全日空大阪空港支店/夏休み中で13日に勤務に戻
る予定だった。  
87/浦上 郁夫(47) 東京都新宿区/ハウス食品工業(現・ハウス食品グループ本社
)代表取締役社長。バーモンドカレー考案者。グリコ・森永事件
で脅迫状が届いたことがある。怪人21面相の犯行終結宣言を
受けて、創業者で先代の社長である父の墓前に脅迫事件終息
を報告するために日航123便に乗り、帰らぬ人となった。東大阪
市の本社へ向かう途中。ハウス食品は社全体が喪に服し、事
故後しばらくはテレビCMも自粛した。
88/榎谷 郁雄(41) 堺市/伊藤忠商事大阪鋼板部厚板課長/東京本社へ日帰り出
張の帰途。  
89/頴川 三郎(54) 西宮市/大阪化学合金社長/東京への日帰り出張の帰途。  
90/大久保 聡昭(50) 箕面市/伊藤万中国部長/東京へ単身赴任、帰宅途中。  
91/大幸 義典(43) 香港/貿易会社社長/一家4人で在住。
92/節子(♀)(36)  
93/数弥(13) 長男/香港日本人学校中学1年
94/綾子(♀)(12) 長女/同小学6年
95/大島 九(ひさし)(43) 歌手の坂本九/東京都目黒区/所用で大阪へ。  
96/大竹国雄(44) 東京都葛飾区/
97/大橋 美知子(♀)(37) 大阪府八尾市/主婦/東京ディズニーランドからの帰
途。  
98/太郎(10)  八尾小4年
99/理恵(♀)(9) 八尾小3年  
100/大貫 富太郎(40) 和歌山市/住友金属工業和歌山製鉄所経理課長/東京出
張の帰途、横浜市に妻子を残して単身赴任中。
101/岡山 博一(32) 大阪市/日本理容美容専門学校校長/1週間前から群馬県
であった研修会からの帰り。  
102/岡本 武志(69) 尼崎市/無職/。  
103/明子(♀)(60)
104/岡田 光雄(51) 尼崎市/会社員/葬儀のため東京に行き日帰り。  
105/岡本 大造(43) 大阪府豊中市/松下電器ゼネラルオーディオ事業部アクセサ
リー営業部長/日帰りで東京に出張。  
106岡本 強(37) 芦屋市/象印マホービン取締役営業副本部長/東京への日帰り
出張。  
107/岡本 正至(55) 吹田市/大阪府立布施工高定時制教頭/6日から札幌市内
で開かれた「第36回全国高校定時制通信制教育研究協議会
」と教頭協会総会に出席しての帰り。  
108/岡本 豊(21) 徳島市/会社員/神奈川から帰省の途中。   
109/小川 哲(41) 大阪府泉南郡/会社員/ディズニーランドからの帰り。
110/昌子(♀)(41)
111/知佐子(♀)(8) 長女/淡輪小学校三年  
112/奥川 利明(39) 神奈川県大和市/レノマ・コスメティック営業部次長/商用で
大阪へ。  
113/奥田 勝(38) 東京都台東区/オーエ/夏休みで東京に来ていた和志君が単
身赴任の父と関西の家へ。  
114/和志(10) 長男/当麻小4年。
115/奥野 順子(♀)(37) 大阪市/大阪市立豊崎小学校教諭/友人の久保和子
さん(43)と2人で東北旅行からの帰り。  
116/奥村 隆亮(50) 川西市/竜奥興業社長/日本水泳連盟評議員/社用で6日
から東北地方を回り、帰阪途中。  
117/長田 鎮吾(81) 西宮市/青山学院大常務理事/自宅へ帰る途中。  
118/小沢 慶太(26) 大阪市/横浜化成大阪営業所/東京の実家から戻る途中。  
119/小沢 孝之(29) 豊中市/ノードソン大阪営業所/東京日帰り出張の帰り。  
120/小田 浩二(15) 東京都世田谷区/東京都立秋川高校1年/兄妹らで奈良の祖母宅へ遊びに/「524人の命乞い」 の著者・小田周二の息子。
121/陽子(♀)(12) 桐朋女子中1年
122/越智 良子(♀)(28) 東京都港区/株式会社ワールド/大阪へ出張。  
123/落合 由美(♀)(26) 生存者/大阪府豊中市/日航国内線アシスタント・パー
サー。座席は機体最後部に近い56C席。
124/小野 治雄(66) 大阪府南河内郡/紙会社専務/出張の帰り。  
125/鹿島 弘(65)   神戸市/兵庫県歯科医師会長/。  
126/柏谷 伸一郎(25) 神戸市/大阪三宝電機/社用を終え、東京の友人宅に寄っ
ての帰途。    
127/柏崎 幸彦(32) 滋賀県守山市/チッソ大阪営業所/上司の葬儀に出席した帰
途。  
128/柏原 喜弘(38) 川西市/フジカラー新日本営業部長/同僚家族の4人とと
もに科学万博へ行っての帰り。
129/幸子(♀)(38)
130/愛子(♀)(12)  
131/勇太(6)  
132/片岡 三千雄(37) 奈良市/日通関西支店営業部/夏休みで、一家で神奈川
県の純子さんの実家へ帰省した帰り。  
133/純子(♀)(30)
134/麻季(♀)(4) 長女
135/片桐 右弼(41) 堺市/花道生け花みささぎ流副家元/東京へけいこをつけに
行っての帰り。  
136/勝浦 和男(37) 千葉市/住友重機/父の初盆で徳島県板野町へ帰省中。  
137/勝見 隆(32) 東京都新宿区/
138/加藤 典子(♀)(20) 尼崎市/エース・サングリーン伊丹店/旅行帰り。  
139/加藤 博幸(21)   東京都新宿区/飲食業/休暇で旅行。  
140/角野 恭三(45) 和泉市/角野刃物専務/日帰りで東京出張の帰途。  
141/金井 孝(51) 堺市/会社員/盆の帰省途中。
142/川井 徹夫(48) 泉佐野市/自営業/出張帰り。  
143/川上 英治(41歳) 島根県簸川郡/慶子の父/大社町議会議員。一家で
北海道旅行の帰路、大阪の姉を訪ねる途中。  
144/和子(♀)(39歳) 慶子の母/第二出雲市民病院保健婦。
145/川上 慶子(♀)(12歳) 生存者/元大社中学一年。
146/咲子(♀)(7歳) 慶子の妹/荒木小学校一年。
147/川上 君子(♀)(34) 横須賀市/会社員信行さん(35)の妻
148/川上 竜太郎(8) 長男/市立鴨居小3年。
149/川上 沙也子(♀)(5) 双生姉。
150/陽之介(5) 双生弟。
151/川北 京子(♀)(22) 池田市/三井物産大阪支店/私用で東京へ出かけてい
た。  
152/河口博次(52) 芦屋市/大阪商船三井船舶神戸支店長。「手帳に7ページに
わたる219字」遺書を残している。
 
153/川口 富士子(♀)(23) 東京都新宿区/東京女子医大3年/岡山市内の実家
へ帰省の途中。
154/川口 寿(40) 大阪府高槻市/山崎建設/帰省。  
155/川崎 格(41) 箕面市/松下電器製品開発推進センター副参事
156/河瀬 尋文(24) 貝塚市/会社員/友人と東京ディズニーランドへ行っての帰
り。  
157/河添 千里(♀)(59) 西宮市/日新電機専務/東京出張の帰り。  
158/川戸 利文(60) 神戸市/兵庫県赤十字血液センター製剤課長/東京出張の
帰り。  
159/河野 浩子(♀)(30) 大阪市/会社員/休暇で東京の親類宅へ行っての帰り
。  
160/河原 道夫(63) 兵庫県城崎郡/歯科医
161/神林 展明(33) 明石市/日下部電機/イラン出張の帰途。  
162/木内 静子(♀)(17) 大阪市/大阪府立住之江高校2年/同級生の山岡知美
さんといっしょに旅行し、帰る途中。
163/菊地 仁(31) 大和市/会社員/。  
164/菊地 豊 (43) 船橋市/自営業/妻の実家へ家族を迎えに。  
165/貴志 治(44) 千葉県市川市/日本タイプ製造大阪事業所技術課長/
単身赴任していた治さんが帰京、家族全員で大阪に引っ
越しの途中。  
166/真理子(♀)(35) 
167絵里子(♀)(7)     長女
168/論(4) 長男  
169/岸本 智佳子(♀)(23) 豊岡市/幼稚園教諭/東京旅行の帰り。  
170/岸本 典子(♀)(27) 大阪市/会社員/休暇で友人宅へ遊びに行った帰り。  
171/木田 一男(47) 大阪府池田市/住友銀行調査第1部長/東京出張の帰り。
172/木村 典定(54)
173/吉備 雅男(45) 箕面市/塩野義製薬次長/東京出張の帰り。  
174/工藤 由美(♀)(24) 埼玉県草加市/主婦/神戸市東灘区の実家に結婚後半
年目の里帰り。
175/久保 和子(♀)(43) 大阪市/立苅田小学校教諭/近畿日本ツーリストの3泊
4日東北ツアーからの帰り。  
176/久保 克彦(44) 品川区/マルニ特殊家具営業課長/出張を兼ねて和泉市鶴
山台3ノ8ノ303の実家に帰る途中。  
177/国武 宜孝(43) 箕面市/味の素ゼネラルフーヅ伊丹工場総務課長/東京へ
日帰り出張の帰路。  
178/国永 昌彦(52) 寝屋川市/松下電器貿易総合企画室長/東京出張の帰り。
179/栗原 崇志(33) 池田市/阪大助手/栃木県下の実家へ里帰りし帰阪途中。  
180/陽子(♀)(29)
181/祥(1) 
182/栗本 雄彦(21) 法政大4年/和歌山市の実家へ帰省途中。  
183/栗山 良治(51) 吹田市/会社員/出張の帰り。
184/黒田 康弘(45) 大阪市/三精輸送機勤務/。   
185/高坂行雄(26) 東京都渋谷区/ディスコ「マハラジャ」従業員/大阪市の実家
に戻る途中。  
186/高坂 正行(26)
187/小谷 昭則(36) 加西市/団体職員/親類の小谷敏一一家と万博帰り。  
188/洋子 (29)
189/直也(6) 長男小学1年
190/真理(♀)(2) 長女
191/小谷 敏一(37) 兵庫県加西市/三洋電機北条工場勤務/。
192/かよ子(♀)(32)
193/友美(♀)(8) 長女、小学3年
194/朝美(♀)(5)  次女、幼稚園児
195/小谷 房次郎 (?) 箕面市/栄光美術専務/。  
196/児玉 英里(42) 茨木市/阪急電鉄/東京出張の帰り。  
197/児玉 洋介(20) 岡山県苫田郡/大学生/夏季アメリカ留学からの帰途。  
198/小西 英雄(45) 八尾市/自営業/仕事で東京方面へ行った帰り。  
199/小西 宏 (52) 神戸市/インテリア「サンコー」社長/日帰り出張の帰途。  
200/小西 議員(58) 西宮市/阪急電気工事技術部長/東京出張の帰り。  
201/小林 法久(43) 大宮市/会社社長/隠岐へ帰省の旅。  
202/木場 貞夫(51) 川西市/ダイハツ工業参与/東京出張の帰り。  
203/小宮 勝広(42)  千代田区/マナセプロダクションチーフマネジャー/マネー
ジャーとして坂本九に同行中。  
204/小宮 敏幸(27) 福岡市/松下電器九州特機営業所/大阪府下の実家へ
帰省の途中。  
205/小宮 悦子(♀)(25)
206/近藤 芳城(63) 大阪市/神菱電機製造会社海外部勤務/輸出先の中国か
ら製品を買い入れるグループの来日準備のため、外務省に出
かけた日帰り出張。乗客名簿では、同僚が乗る予定だったが
母親の病気のため、出張できなくなり、代理の近藤さんが遭
難。  
207/西条 善博(43) 大阪府茨木市/日本圧着端子販売会社/出張帰り。  
208/斉藤 直美(♀)(23)
209/斉藤 真由美(♀)(20) 羽曳野市/会社員/趣味の絵の展覧会を見ての帰
り。  
210/酒井 由雄(27) 大阪市/安田生命/出張帰り。  
211/榊原 勝(52) 奈良県北葛城郡/ヤマト金属会社社長/。  
212/酒田 哲雄(35) 伊丹市/竜奥興業工事課長/東京出張の帰り。  
213/桜井 繁子(♀)(23)  
214/雑古 祐紀代(♀)(19) 兵庫県西宮市/聖心女子大2年/帰省。  
215/佐田 弘(53) 会社員/東京から大阪へ単身赴任中。東京出張の帰り。  
216/佐藤 早苗(♀)(39) 東京都文京区/大相撲伊勢ケ浜忠雄親方(元大関清國)
の妻/長男、長女とともに帰省途中
217/喜彦(12) 清国の長男/文京区第10中1年。
218/公由江(♀)(10) 清国の長女/文京区明化小5年。
219/佐藤 マサ子(♀)(37) 東京都台東区/主婦/大阪の姉の家へ行く途中。  
220/佐藤 素子(♀)(29) 次彦の長女/デザイン会社員  
221/佐藤 保久(44) 大阪市/野村証券大阪支店営業総務部長/単身赴任で休暇
の帰途。  
222/佐藤 陽太郎(53) 川西市/衣服小売業/東京へ日帰り出張。  
223/寒川 益子(♀)(34) ▽ソガワ・レミコ(33)
224/塩田 芳郎(60) 大阪市/第1薬工販売社長/東京へ日帰り出張。  
225/滋賀 喜作(45) 枚方市/伊藤忠商事大阪鋼板部長/東京出張の帰途。   
226/四方 修文(39) 宝塚市/阪急電鉄/東京出張の帰り。  
227/四方 秀和(22) 京都市/会社員/今春、同志社大を卒業、休みを利用、東京
の友達に会いに行っていた。  
228/志間 和則(30) 医師/福岡市内で勤務医をしていて先月、東京に転勤。盆の
帰省途中。  
229/柴田 宏(54) 吹田市/ネクタイ問屋/夏休みで帰省途中。   
230/島田 拓夫(47) 東京都小平市/東海会社取締役/商用。  
231/島野 佳男(40) 茨木市/三栄化学工業色素企画課長代理/東京へ日帰り出
張。  
232/島本 喜内(61) 東京都大田区/オリエント測器レンタル社長/
233/清水 サエミ(♀)(29) 東京都中野区/ホステス/お盆で帰省したらしい。  
234/富士子(♀)(7)
235/宗典(♀)(1)
236/志水 則昭(49) 神戸市/兵庫県赤十字血液センター/出張帰り。  
237/下村 寛治(47) 伊丹市/日経新聞大阪本社経済部長/東京へ日帰りで出張した帰途。
238/白井 克己(52) 川崎市/段ボール製造会社「昭栄」社長/商用で出張。  
239/白井 信吾(47) 奈良県生駒市/ダイハツ工業特機部課長/会社は夏休みだ
が、商談で東京へ日帰り出張。  
240/白井 俊雄(56) 西宮市/住金溶接工業常務/東京出張の帰途。  
241/白井 まり子(♀)(26) 豊中市/日本航空大阪支店。「27文字」遺書を残している。
242/白石 憲市郎(37) 大阪府高槻市/白石電機/東京出張からの帰り。  
243/白坂 達也(40)  東京都千代田区/カメイ東京支店石油部販売課長兼大阪出
張所長/出張の途中。  
244/新垣 芳男(43) 大阪府泉南郡/丸善/父は沖縄より東京へ出張、東京のおば
の家に遊びに来ていた長女と合流し帰郷の途中。
245/裕子(♀)(11) 長女。
246/吹田 暁子(♀)(40) 豊中市/東京の姉の家に寄って帰る途中。吹田明日香の
母。 
247/末川 久信(59) 大阪府豊中市/高砂鉄工取締役大阪支店長/東京本社に出
張の帰り。  
248/須貝 和郎(38) 神戸市/電通大阪支社クリエイティブ局参事/出張帰り。  
249/鈴木 秀(50) 大阪府枚方市/松下電工東京支店/帰省中。   
250/須永 和美(♀)(35) 横浜市/丸紅香港会社駐在員/夏休みで一時帰国中。
251/住本 啓示(28) 神奈川県相模原市/北里大学医学部生/大阪経由で三重県
の実家に戻る途中。  
252/陶山 林邦(50) 豊中市/会社員/日帰りで東京出張の帰り。  
253/瀬良 直司(37) 兵庫県明石市/私立親和女子高教諭/修学旅行の下見から
の帰り。  
254/千田 周平(47) 西宮市/大阪総業社長/親子でトンガ方面へ家族旅行の帰
途。 
255/典子(♀)(47)
256/美樹(♀)(20) 長女/聖心短大2年
257/曾田 秀治(56) 大阪府箕面市/川商不動産/東京出張からの帰り。  
258/園田 昌子(♀)(24) 大阪府貝塚市/保母/友人とディズニーランドからの
帰り。
259/大福 由樹(♀)(23) 会社員/西宮市/出張の帰り。  
260/大門 義信(46) 会社員/堺市/本社の会議に日帰り出張。  
261/高杉 正行(47) 西宮市/第一勧業銀行大阪支店次長/東京の本店へ日帰り
出張。  
262/高橋 晟(51)  BASFジャパン大阪事務所/大阪市/東京本社での会議を終
えての帰途。  
263/高橋 徹(58) 会社員/東京都千代田区/大阪の本社に出張。  
264/高橋 康悦(54) 会社員/埼玉県川越市/大阪へ出張。
265/高曲 康夫(29) 松下電器貿易自動車機器課主任/保谷市/元野球捕手  
266/田川 英次(41) ▽タガワ・エイジ
267/滝井 千合子(♀)(21) 全日空大阪支店勤務/大阪府箕面市/東京へ友人
と旅行に出かけた帰り。  
268/滝下 裕史(11) 入新井第5小6年/東京都大田区/大阪の親類に遊びに行く
途中。  
269/武内 芳子(♀)(23) 京都/博子の長女/日本航空国際線スチュワーデス/
兵庫県伊丹市/ホノルルからの帰り。  
270/武田 澄子(♀)(41) 飲食店経営/八尾市/東京の友人宅へ遊びに行った帰
り。
271/竹内 誠一(26) 日本理容美容専門学校美容科教員/大阪市/研修を終え帰
宅途中。  
272/竹下 元章(47) 群馬県高崎市/甲子園大会に出場している東京農大二(群馬
)の竹下政宏投手の父。16日の熊本西戦の応援に行く途中。
元広島カープ捕手、指月電機製作所社員/※墜落地となった
群馬県の住民で唯一の乗客。
273/竹島 伸幸(25) 会社員/神戸市/10日から出張。  
274/竹永 修司(24) 日立製作所多賀工場/日立市/寝屋川市へ帰省途中。  
275/竹原 春平(45) 会社員/川西市/日帰り出張の帰途。  
276/田代 豊(34) 東京都江戸川区/会社員/一家4人で和歌山市の親類宅
へ行く途中。   
277/佐智子(♀)(36)
278/香織(♀)(9) 長女
279/佳幹(8)     長男
280/多々良 千代美(♀)(19) 日立自動車部品販売/大阪市都島区/科学万博な
どに旅行しての帰り。  
281/立花 昇(40) 住友精密工業/出張から帰る途中。  
282/立花 佑治(41) 東京都墨田区/スナック経営/
283/立花 桂子(♀)(40)
284/館 征夫(42) 神戸市灘区/会社員/出張の帰途。  
285/田中 愛子(♀)(26) 高校教師/神戸市
286/田中 一文(35) 私立親和女子高教諭/加西市/修学旅行の東北地方下見
の帰り。  
287/田中 滋(44) 西宮市/田中建築設計事務所社長/日帰り出張。  
288/田中 透(23) 中央設計/東京都練馬区/旅行。  
289/田中 稔夫(55) 日本特殊電線常務/大阪市天王寺区/出張の帰途。    
290/谷口 正勝(40) 大阪市/チッソ株式会社ポリプロ繊維部主任/東京へ日帰り
出張の帰途。「機内に用意されている畿内に紙袋にシャープペ
ンで、20字」 遺書を残している。
291/谷間 寛(43) 芦屋市/公認会計士/インド洋セーシェルの国家財政の助言に
行って帰る途中。  
292/田畑 肇也(22) 日大4年/和歌山市の実家へ帰る途中。  
293/田淵 陽子(♀)(24) 早川司法書士事務所/大阪市/妹二人と科学万博や東
京ディズニーランドを見物した帰り。  
294/満(♀)(19) 妹/会社員
295/純子(♀)(14) 妹/淀川中3年
296/田村 美穂子(♀)(19) 会社員/尼崎市/友人と科学万博に。  
297/▽チバ・ヒトシ(40)  
298/塚原 仲晃(51) (なかあきら)大阪府箕面市/大阪大学基礎工学部教授/大
脳生理学の権威で、シナプス・記憶分野では世界トップの実
績があった。3日前から東京へ行っての帰り。 文科省との研
究の打ち合わせの帰阪のための搭乗。“塚原仲晃記念賞”。
299/塚原 幹夫(31) 千葉県市原市/双栄通商石英特販部営業課長/大阪本社へ
出張中。
300/辻 貫太郎(48) 会社員/箕面市/東京出張の帰途。  
301/辻 昌憲(39) 河内長野市/元自転車競技選手、東京五輪自転車選手。島野
工業レーシングチーム主任/東京へロードレースの打ち合わせ
に行った帰り。
302/堤 大志(31) 中商事常務/東京都大田区/大阪本社へ出張で行く途中。  
303/鶴町 昭雄(35) 大阪市/日本アイ・ビー・エム大阪事業所システム室/出張
帰り。  
304/出原 昭一(53) 丸紅合樹製品管理部長/大阪府泉南郡/東京の会議で出
張。  
305/寺西 雅次(23)    
306/土居 高子(♀)(19) 東京都小金井市/大学生/大阪府枚方市の下宿先に帰
る途中。  
307/土居 満代(♀)(42)  大月真珠/神戸市/東京出張。  
308/土岐 竜幸(26) 東京都杉並区/山崎建設社員/富山市水橋沖94の実家へ
帰省の旅。  
309/塔本 正吾(47) 島野工業/堺市/出張。  
310/堂本 裕子(♀)(32) 東京都杉並区/主婦/家族で実家へ行く途中。  
311/智琴(♀)(6)  長女
312/智晶(3) 長男
313/徳田 浩康(46) 鎌倉市/第一勧銀大阪支店外国為替課長/大阪に単身赴任
で、東京出張の帰り。  
314/徳丸 信広(45) 枚方市/松下電器/厚木出張の帰途。  
315/徳満 博愛(40) ツクダ第2関西店店長/宝塚市/出張の帰り。  
316/富岡 享(46) 滋賀県甲賀郡/チッソポリプロ繊維事業部主席/上司の葬儀の
帰途。  
317/富田 真理(♀)(21) 芦屋大学3年/甲府市の実家から帰る途中。  
318/戸室 泰太(40) 川西市/三菱電機半導体事業部製品企画グループ主幹/東
京へ日帰り出張の帰り。   
319/豊島 富美男(34) 兵庫県川辺郡/衣料品卸売会社パリス/日帰りで東京支
社に出張。  
320/豊島 良紀(33)  東邦商事営業部次長/堺市/日帰り出張の帰途。
321/名池 和男(55) 食品問屋副社長/川崎市/大阪本社へ社用で出張。  
322/内藤 実(33) 日本交通公社三宮支店/吹田市/修学旅行担当係長で、親
和女子高教師と東北方面下見の帰り。  
323/中井 敬(28) 大林組開発企画部/三鷹市/西宮市の実家へ帰省。  
324/長井 秀人(26) 会社員/東京都国分寺市/ビジネス。  
325/中尾 重喜(45) 兵庫県川西市/日祥取締役大阪支店長/東京での葬儀の帰
り。  
326/中尾 富幸(58) 中央商事大阪営業所長/四条畷市/会議のため東京へ日帰
り出張。    
327/長岡 明男(24) ユニバーサル証券大阪支店大阪管理部勤務/東大阪市/休
暇で東京都内の実家へ行っての帰り。  
328/長岡 正通(37) 東京都北区/飛栄産業(不動産)開発部長/社用で出張。  
329/中上 岑子(♀)(38) 奈良県吉野郡/主婦/親子3人で東京にいる姉の所
に行き、おいとめいの小田浩二(15)、陽子(12)の2
人を連れて帰る途中だった。  
330/義哉(12) 長男/下市中1年
331/中上 佳代子(♀)(10) 長女/下市小4年
332/中川 英二(38) 新日本電機製作所社長/八尾市/東京出張の帰り。  
333/中川 秀則(40) チッソ大阪営業所課長代理/滋賀県草津市/東京での葬儀
の帰り。  
334/中島 あつ子(♀)(33) 川崎市/日本航空国際代理店販売部第3課課長補佐
の吉盛さんの家族。吉盛さんは出張先のホノルルから
13日に帰国予定。  
335/香菜子(♀)(4)
336/美菜子(♀)(7カ月)
337/中島 博(37) 日本アイ・ビー・エム大阪事業所営業部/神戸市/東京出張の帰り。  
338/中島 誠(38) 日本アイ・ビー・エム/横浜市/出張中。  
339/中田 加代子(♀)(38) 徳島市/大塚製薬鳴門工場情報管理課長美徳氏の妻
/里帰りの帰路。  
340/美加(♀)(12) 長女
341/中西 稔剛(38) 日本特殊電線工場次長/大阪市/日帰り出張の帰途。  
342/中野 絵里子(♀)(23) 神戸市/
343/中野 忠男(34) 京阪交通社海外旅行業務係/西宮市/この朝、東京支店に
商用で出張。  
344/中埜 肇(63) (なかのはじむ)宝塚市/ 阪神タイガース球団社長、阪神電気
鉄道専務取締役鉄道事業本部長。当日は福岡の試合で握手で
選手を労い、運輸省会議に代理で東京まで赴いた。帰阪するた
めの搭乗。  
345/中別府 弘(48) 日本金銭機械取締役事業部長/大阪市/商談で東京へ日帰
り出張の帰途。  
346/中村 健児(52) 栗田整備常務/横浜市/大阪の部長会に出張の途中。  
347/中村 政昭(18) 高校3年/高槻市/大学受験の下見に上京し帰阪途中。  
348/中村 悠紀子(♀)(38) 秘書/モデル/留学生
349/中山 健(52) エムエフ情報システム常務/寝屋川市/東京へ日帰り出張。  
350/永田 昌令(53) 電通クリエイティブ局ディレクター/西宮市/出張帰り。
351/永富 信義(40) 会社員/豊中市/家族の3人で東京の勝子さんの父の1周
忌に出ての帰り。  
352/勝子(♀)(40)
353/孝典(12)  長男/市立14中1年。
354/西井 正樹 (27) 横浜市緑区/新日本気象海洋勤務。  
355/西川 耕司(36) 三田技術コンサルタンツ社員/大阪市/科学万博へ行っての
帰り。  
356/西川 忠男(42) 住友精密工業社員/吹田市/出張で東京へ行っての帰り。   
357/西川 博之(28) 警視庁碑文谷署勤務(巡査部長)/東京都武蔵野市/大阪の
親類の法事出席のため。  
358/西口 昌子(♀)(25) OL/大阪市/婚約者のK・マシューズさんとイギリス旅
行の帰り。  
359/西村 庄二(52) 世田谷区/阪急百貨店取締役有楽町店長/大阪本社へ出張
の途中。  
360/西山 竜夫(33) 象印マホービンデザイン室員/京都府相楽郡/東京出張の帰り。  
361/西山俊江(♀)(26) 横浜市/スナック経営の西山聖次さんの妻
362/学(4) 横浜三育幼稚園
363/顕光(2)
364/新田 温子(♀)(42) 会社員/西宮市。  
365/新田 改三(26) 会社員/大阪市住吉区/商談のため日帰りで東京へ。  
366/沼倉 愈勇(まさお、43)  会社員/明石市
367/沼田 清(54) 池田市
368/野上 幸雄(33) エース・サングリーン庄内店社員/尼崎市/旅行帰り。  
369/野口 豊(38) 日本育英会大阪支所主任/大阪市/日本育英会の会議で東京
へ出張した帰り。  
370/野中 哲人(42) 常盤ステンレス工業営業主任/羽曳野市/東京の得意先に
日帰り出張の帰途。
371/能仁 千延子(♀)(22) 会社員/徳島県那賀郡/今春上智大を卒業して都内
で就職。帰省の途中。  
372/橋詰 真治郎(54) ふじしろ幼稚園園長/吹田市/東京での日本私立幼稚園
連盟の会議からの帰途。    
373/橋本 礼子(♀)(28) 事務員/岸和田市/11月に結婚するため「独身最後の
旅行を」と同僚と2人で科学万博を見に行っての帰り。
374/長谷川 俊介(30) 会社員/実家は和歌山市元寺町、東京へ出張した帰り。  
375/長谷川 鉄治(45) 富士電機関西支社機器営業部長/豊中市/東京本社での
打ち合わせの帰り。  
376/服部 征夫(42) 鹿島建設大阪支店勤務/奈良県生駒郡/渡米打ち合わせの
為上京しての帰途。  
377/花川 忠彦(55) 大阪府立西野田工高定時制教頭/羽曳野市/「全国高校定
時制通信制教育研究協議会」に出席しての帰り。  
378/早川 宏(44) 森脇工機社員/泉南市/東京出張の帰り。  
379/林 拓也(19) 喫茶店アルバイト/東京都新宿区/和歌山の実家に帰省。  
380/林 正典(45) 日本包装運輸社長/西宮市/日本包装運輸社長。
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19790218 《わが経営を語る》  
381/林 義明(44) 松下電器産業ビデオ事業部課長/大阪府交野市/東京都目黒
区内の関連工場に出張しての帰り。  
382/原田 敬久(28) シャープ電子部品営業本部員/東京都調布市/新婚3カ月、
初めて大阪府堺市内の夫の実家へ里帰り。
383/恵(♀)(23)
384/半田 啓三(40) 洋裁仕立業/西宮市 
385/半田 春海(56) 大三金属工業東京支店長/東京都千代田区/大阪に商用。  
386/日永田 利美(♀)(34) 埼玉県川口市/祖母の初盆で福岡県筑紫野市の実家
へ帰省途中。
387/真左子(♀)(31)
388/真由美(♀)(7)  
389/東谷 志郎 (36) 喫茶店経営/大阪市平野区/ディズニーランドへ行った帰り
。  
390/敏子(♀)(36)
391/亜紀子(♀)(10) 長女/小学校5年
392/樋畑 進二(42)  オリエント・リース住宅事業部大阪営業課長/豊中市/東京
出張の帰り。  
393/平野 一(29) 天理教職員/天理市。  
394/蛭田 律子(♀)(33) 西宮市/お盆で東京の実家に帰省しての帰り。    
395/舞(♀)(1) 次女
396/深水 諫(43) 会社員/大阪府池田市/出張。  
397/福田 清一郎(51) 日刊スポーツ新聞社事業部長/高槻市/ディズニーランドに行っての帰り。  
398/典子(♀)(7) 3女
399/福田 慎一(27) 同和火災海上保険/横浜市/出張。  
400/福田 武(56) 浪速エンジニアリング社長/西宮市 
401/房谷 清茂(56) 阪急電気工事鉄道技術部次長/大阪市/東京に日帰り出張
。   
402/藤井 利夫(55) 光洋商事常務/大阪府泉南郡/東京本社へ日帰り出張。  
403/藤島 克彦(47) 電通大阪支社。電通大阪支社勤務のコピーライター。かっぱえびせんの「やめられない 止まらない」 。中島らもの師匠/西宮市/東京出張から帰る途中。
404/藤倉 嘉郎(43) 三洋電機近畿販売社員/東大阪市/ディズニーランドを見物
した帰り。  
405/洋子(♀)(16) 長女/高校2年
406/智子(♀)(13) 次女/中学2年
407/藤本 正裕(23) 会社員/宝塚市
408/藤原 美代子(♀)(50) 主婦/東京都新宿区/神戸に住む母の白内障の手術
(13日)に立ち会うため。  
409/藤原 米雄(58) 常盤薬品工業薬事渉外部長/和歌山市/東京へ日帰り出張。  
410/布施 正行(32) セントラルエキスプレス社員/西宮市/実父の3回忌で千葉
県の実家に帰省しての帰途。  
411/布施 喜徳(28) ジャパンサービス社員/大阪市/父の3回忌で千葉へ帰省の帰り。  
412/古川 剛(12) 大阪市東区/小学6年生
413/古川 恵美子(♀)(15) 東京都中央区中学3年生/2人はいとこ同士。恵美子さんの家へ遊びに来ていた剛君が、恵美子さんと大阪へ帰るところだった。
414/細川 順治(54) 証券新報社社長/横浜市/自宅から単身先の大阪へ。  
415/堀内 幸一(54) 京葉電気計装/千葉市/大阪の実家に帰省中。  
416/堀岡 竜夫(52) 奥村組土木興業営業部長/八尾市/東京出張の帰り。  
417/本郷 晴喜(41) 本郷電器常務取締役/大阪市/出張の帰り。  
418/本田 寧(38) 電通大阪支社第2営業局参事/西宮市/東京へ出張しての帰り。  
419/前瀬 泰吾(18) 青山レコーディングスクール学生/東京都世田谷区/和歌山県海草郡の実家へ帰省。
420/前田 真智子(♀)(39) 主婦/和歌山市/母子で福島県いわき市に行っての帰り。   
421/前田 春奈(♀)(6) 長女/大新小1年
422/前田 光俊(58) 兵庫県歯科医師会専務理事/神戸市/会長といっしょに日本歯科医師会との連絡業務で日帰り出張。  
423/前田 光彦(33) 松下電器ゼネラルオーディオ事業部首都圏営業課係長/大宮市/大阪に帰省途中。  
424/牧園 弘志(37) 会社員/茨木市/社長と一緒に東京へ日帰り出張の帰り。  
425/巻田 進(35) 丸住製紙印刷用紙課長/茨木市/東京の会議から日帰り。  
426/益田 和彦(49) 会社員/奈良県生駒市/東京での上司の葬儀に参列した帰り。  
427/増田 勇生(26) 会社員/千葉市/呉市へ帰省の途中。  
428/増田 照雄(53) 会社役員/大阪府吹田市/単身赴任先の東京からお盆休みで帰省途中。  
429/増田 了一(38) 日本シー・アンド・シーシステムズ取締役部長/豊中市/東京への日帰り出張の帰途。  
430/増永 忠彦(67) 無職/東京都千代田区/あいさつ回りに行く途中。  
431/松尾 省一(35) 電通大阪支社/大阪市/東京出張から帰る途中。  
432/松尾 敏明(37) 阪急交通社労組委員長/大東市/日帰り出張。  
433/松下 優子(♀)(23) 看護婦/豊岡市/東京旅行の帰り。  
434/松本 亜規子(♀)(21) 日本航空国内線スチュワーデス/東京都品川区/盆休みで松山市畑寺1ノ4ノ18の実家に向かう途中。  
435/松元 美智代(♀)(23) 松下電器社員/大阪市/友人とディズニーランド見物の帰途。 
436/松本 圭市(29) 阪急電鉄から東京の民鉄協に出向中/埼玉県狭山市/帰省途中。「愛用の中型ノートにボールペンで60字」遺書を残している。  
437/三崎 洋(48) 積水樹脂課長/池田市/東京出張の帰途。  
438/三好 恵子(♀)(28) 家事手伝い/保谷市/2人は婚約者同士。東大阪市の高曲家に向かう途中。11月にハワイで挙式予定だった。  
439/水落 哲子(♀)(52) 親和女子高校英語教師/明石市
440/溝端 令子(♀)(25) 西宮市/武庫川高校教諭。  
441/南 慎二郎(54) 松下電器産業システムエンジニアリング本部企画担当参事/東京在住/打ち合わせのため本社へ出張の途中。  
442/蓑田 一行(38) ダイシン産業東京出張所長/大阪市/単身赴任先から帰宅途中。  
443/宮奥 誠一(52) 会社員/奈良市/ 
444/宮根 将行(45) テキスタイルデザイナー/和歌山市/仕事で日帰りの予定。 
445/美谷島 健(9) 小学3年生/東京都大田区/夏休みで大阪のおじさん宅へ遊びに行く途中。  
446/村上 良平(43) 千葉県柏市/富士電機サービス課/東京から大阪へ出張の
ため。「社名入り封筒に約180文字」遺書を残している。
447/村山 和子(♀)(38) お盆休みを利用して北九州市若松区へ向かう途中。  
447/本 道代(♀)(19) 松下電器会社/大阪市此花区/週末から東京ディズニーランドなどへ遊びに行った帰り。
448/森 明子(♀)(19) 学生/尼崎市。  
449/森 秀樹(48) ミダス取締役西日本営業部長/加古川市/東京へ日帰り出張。  
450/森 良一(36) 白石電機工業設計課長/大阪市/取引先と打ち合わせのため東京へ出張した帰り。  
451/森田 麻美(♀)(22) 松下電器電化調理事業部/尼崎市/同僚と東京ディズニーランドへ行っての帰り。  
452/森中 槙夫(46) 日下部電機社員/奈良市/イラン出張の帰途。   
453/八木橋 昭信(33) MSTコンサルタンツ/神奈川県横浜市/大阪への出張の途中。  
454/保川隆(21) 早大理工学部4年/東京都中央区/堺市三原台の実家に帰省途中。大学院に進学予定だった。  
455/安田 侃(49) 三栄化学工業色素研究室長/豊中市/東京へ日帰り出張。   
456/矢田 敏雄(49) 船橋市/川崎製鉄/夏休みで帰省途中。  
457/矢田万 由利(♀)(43) 豊中市/主婦/娘と2人で東京方面へ旅行。  
458/千晶(♀)(23)   娘/会社員。  
459/矢野 正数(50) 逗子市/三菱電機電子事業部参事/出張。
460/矢野 嘉宏(25) 岸和田市/矢野組工業専務/10日から東京ディズニーランドに観光に行っての帰り。  
461/敦子(♀)(27)
462/忠祐(2) 長男
463/山内 秀樹(41) 大阪府守口市/松浦電機工業所/出張帰り。  
464/山岡 智美(♀)(16) 大阪市/高校2年生/中学2年生の姉妹とその友人3人で東京の知人宅へ遊びに行っての帰路。  
465/山岡 薫(♀)(13)
466/山口 勝人(36) 千葉県市原/天藤製薬/実家に母の葬儀のため帰省しての帰り。  
467/静子(♀)(32)
468/昌洋(5) 長男
469/裕子(♀)(2)  長女
470//山崎 章(47) 川西市/住友金属工業製鋼品条鋼技術部主任部員/東京出張の帰途。
471/山城 栄賢(35) 那覇市出身で東京在住/会社員/帰省途中に甲子園で高校野球を観戦するために乗り合わす。  
472/山田 エツ子(♀)(42) 主婦/東京都中野区/友人と会うため。  
473/山登 道雄(45) 川西市/サントリーデザイン室/商用で東京へ出張、もう1本遅い便の予定だったが……。  
474/山本 明美(♀)(30) 茨木市/会社員/友人と2人でつくば博へ行った帰り。  
475/山本 謙二(49) 八尾市/山本化学合成専務取締役/東京出張の帰り。  
476/山本 昌司(27) 茨木市/サントリー/約1週間前から東京に出張した帰り。  
477/山本 敏雄(36) 池田市/チッソ/東京出張の帰途。  
478/山本 仁之(44) 山本産業社長/大阪府大東市/東京出張の帰途。  
479/山本 幸男(48) 東京都杉並区/ミサワホーム専務取締役/大阪での会議に向かう途中。  
480/湯川 昭久(56) 目黒区/住銀総合リース副社長/ダイアナ姉妹の父。     
481/吉岡 秀次(59) 東大阪市/恵徳幼稚園/親子4人で10日から東京ディズニーランドを観光しての帰り。  
482/美代子(♀)(55)
483/秀倫(8) 孫/市立池島小3年
484/佐幸(7) 孫/市立池島小1年
485/吉川 元啓(32) 東大阪市/ホテルセイリュウ常務取締役/東京出張の帰り。
486/芳崎 務(50) 川西市/RKB毎日放送テレビ営業副部長/出張の帰り。  
487/吉崎 優三(38) 芦屋市/中央宣興営業部長/5人で東京の実家からの帰り。
488/博子(34)
489/充芳(9) 長男
490/美紀子(8) 長女/生存者
491/ゆかり(6) 次女 
492/吉田 哲雄(35) 練馬区/  
493/吉田 仁美(♀)(28)
494/吉田 有紗(♀)(0) 長女(三ヶ月)
495/吉田 由美子(♀)(24) (北原遥子)/横浜市/女優、元宝塚雪組の娘役で女優。10月には連続ドラマ出演決定。大阪の知人に会うための搭乗。 
496/吉田 知太(29) 池田市/電通大阪支社第2営業局主事/東京出張の帰り。  
497/吉村 一男(43) 横浜市/日建設計/福岡へ出張。「社用の便せんらしい紙にボールペンで走り書きの24文字」遺書を残している。  
498/吉村 謙之助(65) 西宮市/光洋商事副社長/大阪本社から東京本社へ日帰りで出張。
499/若本 昭司(50) 豊中市/エトー株式会社取締役営業部長/東京の本店へ出張の帰り。  
500/鷲野 恵子(♀)(19) 尼崎市/銀行員/同級生2、3人で2泊3日の予定でディズニーランドへ行った帰途。  
501/渡辺 昭夫(58) 箕面市/大和紡績取締役/東京出張の帰り。
502/渡利 京子(♀)(23) 神戸市/万博見物の帰り。  
503/和田 浩太郎(36) 東京都渋谷区/美容研究家、ミス日本審査員。
504/和田 浩伸(25) 武蔵野市/日本興業銀行/休暇で旅行中。

【外国人犠牲者】
505/ムカージー,K. (19) (Indeaニューデリー)会社員。旅行と商用を兼ねて先週来日した。  
506/ムカージー,T(♀)(19) (Indea)K.の妻。
507/チャウチャリア(39) (Indea)カルカッタのアセチレン会社副社長。商用で来日中。  
508/ウォラック,ワード(19) (America)日航の委託契約社員で英会話講師。  
509/金 鍾旭(♀)(19) (America)  
510/アンダーソン,エドワード(48) (America)米国コロラド州デンバー市、化学薬品会社スタンズ・カタリティック社員。12日来日、大阪市北区の関連会社に商用で行く途中。
511/クラウベルト,J. (50) (America)
512/金 玉子(♀)(42) (America)韓国系アメリカ人/金鍾旭・中央日報大阪支社長の妻
513/クリストファ, (19) (America)金の長男/ソウル外国人学校高校課程2年
514/スコット,(19) (America)金の次男/同中学課程2年   
515/マシューズ,キンブル(19) (England)会社員。
516/ハラルド,グルック(34) (西ドイツ)貿易商
517/モローニ,ジャンカルロ(**) (Milano香港)実業家/この春、商用で来日したイタリア人父子。大阪へ商談に向かう途中。
518/モローニ,アンドレア(17) ジャンカルロの子
519/リー,KK.(19) (香港)実業家。KK・リー、SL・タム、LK・チュン、CD・ユンの香港の実業家グループが7日に商用と観光を兼ねて来日。   
520/タム,SL.(19)(香港)実業家 (香港)実業家
521/♀チュン,LK.(♀) (19)(香港)実業家
522/♀ユン,CD.(♀)(19)(香港)実業家 (19)(香港)実業家
523/キョアン,リー・ヒー(21) (大阪)大阪市
524/葉 瑞祥(37) (西宮市)西独貿易社日本支社長/西独人社長を東京に迎え、ともに西宮市へ向かう途中。    
525/鄭 順徳(46) (川崎市)大阪の友人に会いに行く途中。
526/ハンソン,マイク(40) (神戸)BASFジャパン常務/東京からの出張帰り。  
527/安 時懊(52) (韓国Seoul)マツタケなどの輸出業/商用で来日中。

 「遺体確認」。
 「家族から戦死者を出す悲しみは、おそらくに日本人もアメリカ人も変わることはあるまい。その悲しみのさなかに、人のものかどうかさえわからない骨壷をもらうのと、国旗につつまれた立派な棺に入れられ、しかも身元確認の証拠書類がつけられた遺体を受けとるのと、遺族の気持ちははたして同じだといえるのだろうか」(埴原和郎『骨を読む』17頁)。

 第二次世界大戦及び戦後、日本やアメリカでは、戦争で死亡した遺体をどのように取り扱ったのか。これは遺体に対する尊厳の問題であると同時に、数多くの遺体確認の処理技術の問題でもある。今日では、ジャンボジェット機に代表されるように、航空機事故によって、大量の人命が一時に失うことが珍しくなくなっている。そうした場合、遺体確認のための技術的な問題が再び、戦争のない現代でもクローズアップされてくる。今回のデス・ウオッチングでは、戦時下に於ける遺体の身元確認と、航空機事故の際の遺体確認の過程とを見てみたいと思う。

 アメリカ軍の組織にAGRS(米軍墓地登録部隊)がある。この部隊の任務は、戦死体の処理や本国送還にあたる。その中にCIU(中央個人識別班)という部門が設けられており、主に爆撃で体が吹っ飛んだり、腐乱してほとんど身元がわからない遺体の身元を確認する任務を行なうものである。朝鮮戦争( 1950~53)の時期に、米軍小倉基地でこの作業に従事していた日本人がいた。彼は当時東大人類学科の学生で、この間の事情を『骨を読む』(中央公論社)のなかで詳しくまとめている。なぜ人類学者が遺体確認の現場に必要な理由は、遺体が腐敗して骨だけになっている場合、最後のよりどころとなる骨から身元を割り出す技術が求められるからである。また骨に対する専門的な知識を持つだけではなく、遺族に対して遺体確認の権威者が必要だったのである。そうした意味で彼が選ばれたのである。

  基地で遺体確認作業に従事するのは、軍に雇われた民間のエンバーマー(エンバーミング資格者)のプロたちである。遺体を鑑定する作業台では記録係りを含め、3人のチームが従事する。まず戦場から運ばれてきた仮棺の蓋が開けられる。死体は当然のこと、ひどい状態になっており、大部分が虫に食い荒らされている。そこで、まず殺虫剤と脱臭剤とをかねた薬剤が遺体に散布される。次に死体の状態によって違うが、レントゲン室に運び、体内に入った弾丸や骨折の場所・程度などを検査する。撮影が完了すると遺体は再び解剖台に戻され、衣服をとって裸にする。この時、肉はほとんど腐敗しており、どろどろになった内蔵が悪臭と共に流れ出てくる事はざらであるという。

 個人識別の第一歩

 腐敗のあまり進んでいない死体の場合は、まず虫を取り除いてから、指紋を取り、皮膚の色、髪の色などを記録する。また軍隊のの認識票を付けていれば、証拠として保管される。骨から身元を確認する場合、全身で200個以上もある骨を、一つ一つ頭から順に並べていき、そして足りない骨を印していくのである。また他人の骨が混ざり込んでいる場合には、別の骨として保管しておかなければならない。作業手順として並べる際に、骨の大きさ、骨質、色、筋肉に付着する粗面の状態を考慮しながら並べていく。骨を人体の形に並べるにはコツがあって、経験のない人間なら多少解剖学の知識があったとしてもまず不可能である。それにはまず最初に、腰にあたる左右の寛骨と、中央の仙骨とを組み合わせて骨盤をつくる。この三つの骨の関節面は複雑な形をしているため、個体が違えば絶対に合わないと言う。骨盤ができたら、脊椎骨を下から順に並べていくのである。一番上の第一勁椎は別名環椎ともいい、火葬場で咽仏として拾うものである。しかし本当の咽仏は、強い火で焼くと跡形もなくなってしまうという。

 歯の記録

 歯による身元確認は、もっともよく使われている。歯科医はまず死体の歯の記録を取る。歯並び、虫歯、金属冠や入れ歯などの状態をデンタル・チャートに細かく記録するのである。

 納棺作業

  個人識別作業の終わった死体は、次に防腐処理が行なわれる。まず香料が全身にまかれる。それは茶褐色の液体である。その次は粉状のフォルマリンで死体をすっかり包んでしまう。骨だけの死体は、個の粉末をふりかける。天ぷらのたねをメリケン粉でまぶすのと同じ要領であるという。軟部が多く残っている遺体には、腹部にメスを入れ、香料を注入した後でフォルマリン末をたくさん投げ込む。この防腐処理がすむと、死体をガーゼでぐるぐる巻にする。骨しかなければ人間の形に骨を並べ、それを包む。その上から白の大きなシーツで全身を覆い、大きなピンで方々を留める。さらにその上に、毛布で包むのである。こうして厳重に包んでから金属の棺に収める。たとえ1個の頭蓋骨、1本の骨しか残っていなくともこの立派な棺に収め、10本以上のネジで留められる。この棺はさらに四角いジュラルミン製のコンテナーに収められ、その上から長さが2メートル半もあるアメリカ国旗が被せられる。ジュラルミンの箱の外側に、姓名、階級、認識番号が記入され、移送されるまでの間、遺体安置所に収められるのである。

 航空機事故の遺体確認

 1985年8月12日6時12分、羽田空港を飛び立つた日本航空123便は、群馬県の御巣鷹山に墜落した。乗り合わせた乗員・乗客は524名、うち520名が命をなくした。8月12日の事故から50日間に、上野村と藤岡市に派遣された日航社員の延べ人数は1万7千人。遺族関係者の総数は3,000名。準備された棺の数は800。このうち使用された棺は675。事故後、49日までにかかった経費は、宿泊費が約4億円。バス、ハイヤーのチャーター料金が3億円。藤岡市周辺で行なわれた火葬・葬儀代金が2億円であるという。

 遺体確認のためのプロ

 8.12日夜、群馬県警察医会の理事2名が、検視体制相談のために県警察本部に呼び出された。1名は歯科医、もう1名は胃腸科医である。2人は県警から、警察医師会所属の医師たちに待機するよう電話で要請をした。当初2人は、1人で5人の遺体を検視するとして、およそ100人の医師を確保すればよいと考えていた。群馬県の医師会は14の地区医師会によって構成されているが、事故のあった地域に近い医師会会長宅にも、藤岡警察署の巡査部長から検視依頼があった。

 遺体安置と遺族による確認

 124人乗りの日航ジャンボ機は、翌13日早朝無残な形で発見された。長野県佐久群の総合センターには、安否を気遣う家族約350人がバス7台と乗用車で駆けつけた。同日午後11時過ぎ、4人の生存が葬作中の県警レンジャー隊員によって発見された。ジャンボ機の機体は御巣高山の南東山中に2、3キロにわたって散乱、機体の主要部分は3ケ所に分散し、遺体捜索の難しさをものがたっている。同日消防庁の日航事故災害対策連絡室は、長野、群馬、埼玉3県の消防所員に、救助に出動できる体制を整えるよう要請した。乗客の家族、関係者は墜落現場に近い群馬県藤岡市内の小学校体育館など6ケ所へ次々と駆けつけた。早朝、バス7台で小海町に到着したが、再び藤岡市に取って返した家族約350人を含め、午後には約2千名に膨れ上がった。市の対策本部が氷水を用意したが飲む人もいなかったという。家族たちはその夜は、近郊の旅館などに泊まり、14日朝、再び体育館などに集合した。

 14日は午前5時から警官、自衛隊員が遺体の収容作業を開始した。現場の部隊責任者は約3千人を動員した前日の捜索活動で、生存者の救出・捜索活動を打ち切り、遺体の本格的な収容に着手、正午現在で170人の遺体を発見、うち94体を収容した。

 墜落現場から遺体はヘリコプターで第一小学校に運ばれる。ヘリが舞い降りる度に毛布にくるまれた遺体が次々に運び出され、新しい棺に納められた。長さ1メートルにも満たない小さな棺には子供の遺体が納められた。このあと身元確認可能なものは市民体育館に運び、検視の後、持ち物や体の特徴を事情徴収した資料と照合。該当者が判明し次第、市内4ケ所に待機している家族を電話で呼び出し、別室で遺体を確認させるのである。損傷の激しい部分遺体は工業高校と女子高校の体育館に安置され、確認のすんだものから順次藤岡高校に移された。家族の控え場所の一つである、第二小学校の体育館では、14ケ所のホテルに分れて一夜をあかした800人近い遺族が集まり、遺体確認を前にイライラしていた。

 遺体安置

 遺体確認が行なわれる市民体育館中にはビニール・シートが敷きつめられ、衡立で三つに仕切られた。入り口左手に、遺体を受付る机、遺族から事情聴取するテーブル、検視医師たちの登録受付、検視を終えた遺体の検案書を書くコーナーがある。通路をはさんで右側は、検視のすんだ遺体を再び棺に納める場所である。棺には白の覆いがかけられ、その上に死者が着ていた衣服や歯の特徴を書いた紙が貼ってある。そして体育館の残りの半分が検視場所に当てられている。検視スペースは2畳ほどで、通路の両側に11ずつ並んでいる。通路には歯科用のレントゲンカメラが2台置かれた。線香と悪臭のするむし暑い体育館のなかで、警察官2、300人、150人を超す医師や看護婦が立ち働いた。遺族は、日本航空が一遺族に一人ずつつけた世話役に連れられて、身内の遺体確認に来た。

 遺体は体育館に運ばれると、入り口近くの遺体受付で番号が打たれた。完全遺体は1から順に番号がつき、離断遺体には一つ一つ「リー1」「リー2」と番号が付けられた。毛布にくるまれた遺体に番号が付けられた後、検視スペースに運ばれた。検視する医師は内科と外科がペアになった。歯医者は、歯がある遺体が運ばれるときに参加した。検視には長い時間がかかった。写真撮影の後は、身長・胸囲などの測定があり、角膜の混濁、口や鼻の粘膜の乾燥、直腸温などの死体現象の観察が続く。また墜落時にできた損傷部の長さや深さが測定され記録された。擦り傷や裂症は無数にあったので、遺体表面の観察だけでも大変な作業である。心臓があれば注射器で血を抜き取り、血液判定に回す。1体の検視には、およそ2時間かかった。

 死体検案書

 検視の後、医師たちは「死体検案書」の作成を行なう。これがないと、たとえ遺体の身元がわかっていても、遺族は引き取って火葬にすることができないし、戸籍から抹することもできない。しかし検視が終わっても身元がわからない場合には、氏名欄には、鉛筆で遺体番号を書いた。死体検案書は、戸籍窓口や火葬場への提出用などに、3通作成されることになっていた。次に手足などの離断遺体については、「検案証明書」が発行される。

 初日の14日に墜落現場から回収された遺体は、完全遺体が111、部分遺体が161である。その日に搬送された遺体は、その日のうちに検視するという方針で作業を行なったので、作業が完了したのは深夜2時半であった。検視の方法については、身元確認に役立ちそうな歯や、手術あとに重点を置くことになり、検案書に一律にゴム印を押したり、カーボンコピーで作成することは遺族に事務的な印象を能えるということで、禁じられた。

 480人超す遺体確認

 遺体確認作業は15日未明まで藤岡市民体育館で続けられ、480体の遺体が確認され、うち67人の身元が判明した。検視を受けた遺体は121人にのぼった。損傷の激しい遺体が多いため収拾作業は難航し、雨のため午後4時25分で打ち切られた。身元が判明した乗客の遺族は、大半が遺体を自宅に連れ帰った。

 ウジとの戦い

 墜落現場から3、4日たって収容された遺体のほとんどの遺体にウジが発生した。ウジの大きさで、死後時間を推定することができるという。夏場ならイエバエが産卵した直後にウジになり、2日で7ミリ、5日で12ミリになると言う。体育館に運ばれたウジは大きく成長し、毛布を開くと、肉塊にウジがびっしりとたかっていた。検視2日目は、明け方の4時半まで、翌16日は深夜2時半まで続いた。

 遺体についたウジを払うのは看護婦の仕事だった。大きな瓶に入った殺虫剤をかけ、刷毛やほうきでウジを取っていく。肉の中に食い込んだウジは、ピンセットでつまみ出すのである。こうしてバケツに一杯になったウジは、体育館の排水口から下水に流された。

 検視がすんだ遺体は、外科医が損傷部を縫うのである。頭が砕けたり、手足のない遺体には包帯を巻いて隠した。又看護婦の中には、遺体のひげを剃ったり、頬紅を付けたりしたが、身元確認のため、死化粧はわからないくらいに薄くした。検視を終えた遺体は次に棺に納められ、遺体確認に来た遺族と対面するのである。

 家族二人で確認へ

 身元が確認されず藤岡工業高校体育館に仮安置されている遺体は137体に達し、群馬県警は16日、確認のすんでいない約400の家族に、一家族から一人出てもらい確認してもらう事にした。遺族も世話役が付き添っていれば、棺に収められた未確認の部分遺体の検分ができるようになった。のである。遺族は体育館の入口で、手袋とマスクとタオルが渡される。棺の蓋には紙と札が貼ってあり、緑の札は男、赤は女と色分けしてある。紙には遺体の特徴が記してあり、もしやと思う棺は、警官に言って開けてもらうのである。

 17日、確認遺体はようやく200を超えた。毎日新聞が身元確認の決め手の調査を実施。決め手として多かったのは(1)顔(2)着衣(3)運転免許書の順である。また男性の場合は運転免許書やカードが多く、逆に女性は顔や指輪が多いなど男女ではっきり差があった。17日未明までに身元がわかった220体を見ると、顔が4分の1で最も多く、以下着衣、免許書、歯型、搭乗券の順。変わったところでは駐車券や診察券、保険証などもあった。(毎日新聞8月17日夕)

 待てない遺族ら次々山に

 17日、「現場に供養を」と、3、4時間かけて事故現場まで歩いて辿り着く家族が相次ぎ、線香の煙があちこちで上がった。その数約20人。夜になって事故以来初めて激しい雨となり、遺体遺品の流失を防ぐため、シート被せなどの作業が行なわれた。事故から7日目の18日は、初七日にあたり、遺族の一部は肉親の眠る山中に入り、慰霊の花や線香を手向け、捜索の自衛隊員も現場で慰霊祭を取り行なった。

 30日夜藤岡工業高、藤岡女子高の体育館に安置されていた163棺が、搬出され、市民体育館1ケ所に集められた。この日移されたのは、いずれも身元のわからない手足や歯の一部などの部分遺体の納められた棺である。確認作業が終わった午後7時から、日航の下請け会社の職員約80人が両校の体育館から棺を次次と霊柩車に積み、計20台でピストン輸送し、合計239棺が市民体育館に集められた。これら部分遺体は損傷や腐敗が激しいため、冷却処理などをして長期保存を行なう。事故から4か月、二人を残して518体の遺体が確認された。

 歯科医の活躍

 指紋や足紋、所持品による身元の確認が行き詰まった後、最後によりどころになるのは、歯と骨による識別である。歯は指紋同様、一人一人違った形をしていることと、年令が推定することができる。ここに数人の歯科のカルテやレントゲン写真があれば、死後のレントゲン写真と重ね合わせて、完璧に身元を割りだすことができる。検視が始まってすぐ、歯科医たちは乗客・乗員の歯科カルテとレントゲン写真の提出を依頼した。その結果、遺族が持参したり、郵送されたり、また各地の県警察の窓口に届けられた。この検視作業に従事していた歯科医師の服部さん(58)が、事故対策の心労から、15日午後心不全で死亡するという悲しい出来事があった。また遺体には歯が3本しかないものや、全くないものもあり難航を重ねたという。しかしたった1本の歯が決め手で身元がわかった原田さん(38)の場合もあった。こうした努力で、事故から1か月過ぎるころには、身元確認がすんでいない遺体は10体ほどになった。それでも体育館に安置された棺は150近くあった。9月29日、101の棺に整理された遺体が、前橋市の県警察本部機動センターに移された。

 11月下旬に東京歯科大学法学教室に、最後の身元確認作業に協力の依頼が県警察本部から届いた。この時点で、二人を残し558名の身元が確認されていた。

 12月20日、午前10時。群馬県前橋市のスポーツセンターで最後の出棺式が行なわれ、65の棺が並べられた。それが身元不明のまま火葬にされることになった4百数十の遺体の最後の姿である。資料:毎日新聞紙面、吉岡忍著『墜落の夏』新潮社他


【死亡者名簿】
 事故が発生した日は夏休み中で、「お盆の入り」の前日であった。同機には出張帰りのサラリーマンのほか、帰省客や観光客が多く搭乗した。最終便での「積み残し」を防ぐためにも最終便1本前の同機は、ほぼ満席の状態だった。以下の著名人やその関係者が多く乗り合わせていた。次の著名人が確認されている。
坂本九 歌手 元マネージャーの選挙応援で大阪に向かっていた。
北原遥子 女優 元宝塚歌劇団娘役の女優吉田由美子さん(芸名北原遥子)。当時24歳。映画やドラマなど活躍の幅を広げ始めたばかりだった。
中埜肇 21年ぶりのリーグ優勝を目前に控えた阪神タイガース球団社長・(阪神電気鉄道株式会社専務取締役鉄道事業本部長)。
浦上郁夫 ハウス食品代表取締役社長。
塚原仲晃 大阪大学基礎工学部教授・医学博士。脳の可塑性の世界的権威であった。
松下電器の日本版WindowsOSの開発技術者。
藤島克彦 コピーライター
伊勢ヶ濱親方(大相撲・元大関・清國)の妻子。
吹田明日香(タレント)の母など。
ヴァイオリニストのダイアナ湯川の銀行家の父(ダイアナ湯川自身の出生は、事故から1カ月後)。
偽名で搭乗して死亡したといわれるグリコ・森永事件の実行共犯者。
西川博之 自衛隊員 (28歳)。若いが結構格が上の勲章をつけている。

 運良く生き残った。↓自衛隊が来た。↓喜んだ。↓わけも分からず殺された。
 http://www.asyura.com/09/lunchbreak27/msg/669.html




(私論.私見)