OSインストール


ブートフロッピーの作成

fdimageを使用し、kern.flpとmfsroot.flpの2枚のフロッピーを作成します。これは、Windowsマシンで作成します。あらかじめ2枚のフロッピーを1.44MBでフォーマットしておきます。次にMS-DOSプロンプトでfdimageを実行します。
e:\tools\fdimage e:\floppies\kern.flp a:


インストール

まず、kern.flpでシステムを起動し、フロッピーの交換メッセージが出たらmfsroot.flpのフロッピーに入れ替える。

システムインストールの方法
“Novice”(初心者用)を選択

ディスクパーティションの設定

以下の容量を設定しパーティションを区切る

パーティション
パーティション / swap /var /usr /usr/local /home
容量(MB) 32 128 150 450 300 残り全部(877)
iノード default default default 4096 default default

インストールするモジュールの選択

Developerを選択する。この後、DEScryptographic softwareは“No”を選択する。インストレーションメディアを選択して、インストールの実行。

今回、/usrと/usr/localはべつのパーティションにしました。/usrには、システムの配布ファイルが置いてあります。通常、/usr/local以外は、マシンに関わらずだいたい同じですが、/usr/localにはportsやpackagesをインストールするとこのディレクトリの配下にファイルが置かれます。ディスクのバックアップをするときには、/usr/localをバックアップすれば、/usr内はほぼもとに戻すことができます。

各種パラメータの設定

ログインシェル

機能 設定
バックスペースキーを使えるようにする。 stty erase ^h
日本語表示を可能にする。(これは不要かも) setenv LESSCHARSET japanese
日本語マニュアルのための文字タイプの設定。 setenv LC_CTYPE ja_JP.SJIS(EUC)
PAGERを日本語対応にする。 setenv PAGER jless
サンプルのシェル
#       $Id: dot.cshrc,v 1.9 1998/09/02 14:10:22 bde Exp $
#
# .cshrc - csh resource script, read at beginning 
#          of execution by each shell
#
# see also csh(1), environ(7).
#

alias h         history 25
alias j         jobs -l
alias la        ls -a
alias lf        ls -FA
alias ll        ls -lA

setenv  EDITOR          vi
setenv  LC_CTYPE        ja_JP.SJIS
setenv  PAGER           jless
setenv  BLOCKSIZE       K
setenv  LESSCHARSET     japanese

if ($?prompt) then
        # An interactive shell -- set some stuff up
        set filec
        set history = 100
        set savehist = 100
        set mail = (/var/mail/$USER)
endif

stty erase ^h

日本語マニュアルのインストール

以下のパッケージのインストールを行う。

  1. ja-man-1.1g(日本語マニュアル)
  2. ja-man-doc-3.1(日本語マニュアルドキュメント)
  3. ja-groff-0.99(日本語groff)
  4. ja-less-332(日本語less)
使用方法

# jman jman


終了するときは'q'