熟語集1(ア行)(4.5、6文字)
 (最新見直し2005.1.8日)

合縁奇縁

アイエンキエン  人と人の気持ちのつながりの不思議さは仏教でいう因縁によるもの。不思議な巡り合わせの縁。人と人の気が合うのも合わないものも不思議な縁のはたらきによるということ。

相(愛)碁井目

アイゴセイモク  何事につけても人の実力は上下様々、バラエティーに富んで巧拙の差が甚だしいこと。相碁とは実力が相等しいもの同士で打つ碁のこと。井目とは碁盤にしるされた九つの黒い点のこと。 
愛別離苦 アイベツリク  親子・兄弟・夫婦など愛する者と生別・死別する苦しみ。別れのつらさをいう。父子、兄弟、夫婦など愛している人との離別の苦しみ。生き別れ、死に別れ共に使われる仏教語。仏教で八種の苦悩の一つ。
曖昧模糊  物事の本質や実体が、ぼんやりして何かはっきりしない様子。あやふやではっきりしない様子。
阿吽の呼吸
青息吐息 あおいきといき  非常に困ったときに出す元気のないため息。

悪逆無道

アクギャクムドウ  道理にはずれたひどい悪事を行うこと。道徳にそむく残酷な行為。

悪事千里

アクジセンリ  悪いことはどんなに隠してもたちまち評判になり、世間に知れ渡ってしまうということ。悪いことはすぐに世間にしれわたるということ。

悪戦苦闘

アクセンクトウ  死にものぐるいの苦しい戦い。困難な状況の中で苦しみながら努力すること。困難な状態の中で苦しみ努力すること。非常に苦しんで戦うことや、かなり不利な状況下で苦しみながらも努力を続けること。

悪人正機

アクニンショウキ  人間は如来の本願にすがってこそ救われる。自分を悪人と思う人は、まさに本願他力の正しい機会を得ているという意味。

悪婦破家

アクフハカ  悪妻は夫の一生をだいなしにし、家庭を壊すということ。悪妻は百年の不作。

阿衡之佐

アコウノサ  天子を補佐する賢臣、名宰相のたとえ。阿衡とは総理大臣のことで、それを助ける者。

阿修羅道

アシュラドウ  強い闘争心と猜疑、嫉妬、執着の心をいう。地獄、餓鬼、畜生、人間、天上と並んで六道のひとつとされる修羅道の世界。
悪口雑言 あっこうぞうげん  口にまかせて様々に悪口をいいまくることをいう。口からでまかせにいろいろと悪口を言うこと。さんざんののしること。「雑言」は、本来は「ぞうげん」と読む。
阿鼻叫喚 あびきょうかん  非常な苦しみに落ち込んで、救いを叫び求める甚だしい惨状の様子。「阿鼻」は、八大地獄の中で最下最苦のところ。
蛙鳴蝉噪 アメイセンソウ  カエルや蝉がやかましく鳴き立てるように、ただやかましく騒ぐこと。騒がしいばかりで役に立たない議論や文章のたとえ。やかましく騒ぐ様子。蛙や蝉がやかましく鳴くことから。
阿諛追従  こびへつらうこと。相手に気に入られようとしてこびること。

暗雲低迷

アンウンテイメイ

 今にも雨が降り出しそうな場合のように危険なよくないことが起こりそうな気配。不穏な情勢。

晏子之御

アンシノギョ  低い地位に満足して得意がる小人物。また、主人の権威を笠にきて威張ることのたとえ。

安心立命

アンシンリツメイ

 天命に身を任せて心を動かさず、煩悶もないこと。いかなる場合にも心が落ち着いていること。信仰によって天命を悟り、心を安らかにして悩まないこと。

安宅正路

アンタクセイロ

 仁と義のこと。仁は人の安全な住居であり、義は人の正しい通路であるという孟子の言葉。

暗中模索

アンチュウモサク  闇の中を、手探りで物を捜し求めるという意味で、手がかりのないものをいろいろと探ってみるようすをいう。むやみやたらに探し求めること。暗闇の中で、手探りでものを探すこと。手がかりもなく手探りの状態。

安寧秩序

アンネイチツジョ  世の中が平穏で公共の安全や社会の秩序が保たれていること。やすらかな状態。世の中が平穏で、公共の安全や社会の秩序が、やすらかに保たれていること。

安楽浄土

アンラクジョウド

 現実の世界のような苦悩はなく、一切の心配やけがれなどもなく、安心して楽しく生活できる清浄な国土。

唯々諾々 いいだくだく  事の善悪・是非をかまわず、他の意見に盲従すること。人の言いなりになるようす。何でも言うとおりになる様子。唯(い)も諾(だく)も「はい」「うん」などの意味。

意気軒昴

イキケンコウ  意気込みが盛んな様子。 元気や勢力の盛んなさま。勢いの盛んなさま。非常に元気があること。「軒高」は、得意なさま。また、高くあがるさま。

意気消沈

イキショウチン  意気込みが衰え、沈むこと。また、元気をなくし、しょげてしまうこと。元気を失っている様子。元気がなくなってがっかりしている様子。
意気衝天 いきしょうてん  非常に元気なこと。意気込みが天をつくほど盛んなこと。
意気阻喪 いきそそう  元気を失う様子。意気込みがくじける様を言う。

意気投合

イキトウゴウ  お互いに気持ちが通じ合い、一体感を感ずる。互いの気持ち、考えなどがぴったりと一致して親しくなること。ぴったりと気が合うこと。両者の心が互いによく通じ合うこと。

意気揚々

イキヨウヨウ  気持ちが高揚し、いかにも誇らしげに振る舞う様子。威勢がよく得意そうなさま。非常に得意で元気なさま。威勢の良いさま。「揚々」は、得意な様子。
意志堅固 (いしけんご)  物事をなすに当たって、簡単に相手に従ったり、また動かされないこと。
意志薄弱 イシハクジャク  意志が弱く、忍耐、決行などをなしえぬこと、がまん強さに欠けること。意志が弱く我慢強さに欠けること。自分の行動を抑制したり、物事を我慢したりする気持ちの弱いこと。
意識朦朧 いしきもうろう  意識が不確実なこと。周りの状況がわからないくらい意識がかすんでぼんやりとしているさま。「朦朧」は、おぼろげなさま。
一意専心 いちいせんしん  他のことを考えずそのことだけに心を集中すること。熱中すること。
一億玉砕
一家団欒 いっかだんらん
一喜一憂  次々に変わる状況に応じて、喜んだり心配したり、落ち着かない様子。
一気呵成  ひといきに。(息もつかず)仕事をしてしまうこと。
一衣帯水  一筋の帯をおいたようなせまい川(海)。
一攫千金  一度に大金を手に入れること。
一気呵成
一騎当千 いっきとうせん  高い能力を持つ人のたとえ。一人で千人を相手に戦うことが出来るほど強いということから。
一挙一動 いっきょいちどう  細かな動作のこと。一つ一つの動作や行動。一挙は一つの動作。他人から行動が注視、監視されている場合に用いられる。
一挙両得 いっきょりょうとく  一つのおこないから、二つの利益を得ること。一挙は一つの動作。
一言一句  一つ一つの言葉のこと。「一言」も「一句」も共に短い言葉のこと。
一言半句 いちごんはんく  ほんのわずかの言葉。「一言」も「半句」も共に短い言葉のこと。
一言居士 いちげんこじ  何にでも一言いわないと気のすまない人のこと。例え他人に言い尽くされ、何も付け加える内容が無くても、とにかくひとこと意見を言いたがる人。「居士」は、男子の意。「一言」は「いちごん」とも読む。
一期一会 いちごいちえ  一生に一度の出会い。「一期」は生まれてから死ぬまで、「会」は、出会いのこと。また茶道で、茶会に臨むときにはその会は一生に一度のものと思って心を尽くせという心得でもあり、出会いの大切さを例えて使われる。
一国一城 いっこくいちじょう  一つの国を領し、一つの城を有すること。転じて、他の干渉・援助をうけず、独立していること。
一切合財  すっかり、皆。
一子相伝 いっしそうでん  自分の子供一人だけに芸道や武道などの秘密を伝えること。
一視同人 いっしどうじん  差別しないですべてのものを同じように愛すること。
一瀉千里 いっしゃせんり  物事が滞りなく速やかに行われることのたとえ。文章や弁舌がよどみなく流れ出てくること。川の水が一気に千里も流れるようすから。
一汁一菜 いちじゅういっさい  簡素な食事。
一張一弛 いっちょういっし
一宿一飯 いっしゅくいっぱん  一晩泊まって食べさせてもらうこと。
一所懸命  命がけで物事に取り組むこと。現在多くは、「一生懸命」と書く。
一生懸命 いっしょうけんめい  命がけで物事に取り組むこと。
一触即発 いっしょくそくはつ  非常に緊迫した状態のこと。ちょっとさわるとすぐ爆発しそうであることの意。小さなきっかけで、すぐにも重大な事態が発生しそうな危機に直面している様。
一進一退 いっしんいったい  進んだり後戻りしたりすること。また、良くなったり悪くなったりすること。
一心同体 いっしんどうたい  心も体も一つになって気持ちよく動く様子。
一心不乱  心を一つのことに向けて乱さず他のことを考えないこと。「一心」は、一つのことに専念すること。「不乱」は、「ぶらん」とも読む。雑念で心を乱されないこと。
一事が万事
一世一代 いっせいちだい  一生涯。一生に一度。本来は歌舞伎や能の役者などが、それを最後として得意の芸を演じること。また、舞台納めから転じて、引退の意もある。
一石二鳥 いっせきにちょう  一つのことで、同時に二つの効果を上げること。
一朝一夕  わずかの時間。
一石二鳥 いっせきにちょう
一旦緩急 いったんかんきゅう  いざという場合のこと。緊急のことが起こったなら。「一旦緩急あれば」の略。通常は国家的規模の大事件発生を仮定していうときに用いられる。
一知半解 いっちはんかい  知識が浅薄であることのたとえ。一つの知識も実は半分ほどしか理解していないこと。
一長一短 いっちょういったん  長所も短所もあっていいことばかりでないこと。
一刀両断  物事をきっぱりと決断すること。一刀のもとにものをまっぷたつに断ち切ることから。
一日一善 いちにちいちぜん  一日に一つだけいいことをすること。
一日千秋 いちじつせんしゅう  まちどおしくて一日が千年のように長く思われること。
一念発起  新たにことを思い立って始めようと思ったり、また改めようと固く決意して努力すること。悟りを開こうと固く決心すること。
一罰百戒
一病息災  一つくらい病気のある人の方が、体を大切にしてかえって長生きすること。
一夫多妻 いっぷたさい  一人の夫に、二人以上の妻がいること。
一部始終 いちぶしじゅう  始めから終わりまでの詳しい事情。
一望千里 いちぼうせんり  眺めが良くて広々としているさま。野原などが広々としており、千里の彼方まで見渡せると言うこと。
一枚看板 いちまいかんばん  一座中の大立者、また、大勢の中の中心人物。人に見せられる唯一の物。いっちょうら。(芝居で)優れた俳優の名前などを一枚の看板に書いたことから。
一網打尽 いちもうだじん  悪人や罪人を一度に全部捕まえてしまうこと。網を一度投げただけで魚を全部取り尽くしてしまうことから。
一目瞭然 いちもくりょうぜん  一目見てはっきり解ること。「瞭」は、物事の明らかなこと。
一問一答 いちもんいっとう  一人が質問し、相手がそれを答えるという形を繰り返すこと。
一陽来復 いちようらいふく  冬が終わり春がくること。不幸が終わり幸いがくること。
一粒万倍 いちりゅうまんばい  わずかな資本が増えて大きな利益を生むこと。
一蓮托生 いちれんたくしょう  同じ運命をたどること。夫婦や親子などが死後までも変わらない愛情を持ち合うことから、転じて、他人同士でも運命を共にする場合に用いる。仏教では、愛する者たちは死後、極楽浄土に往生して、同じ蓮の花の上に仲良く身を託すの意。
一六銀行 いちろくぎんこう  質屋。1+6=7のしゃれ。
一六勝負 いちろくしょうぶ  ばくち。一六=さいころの目の一と六。
一路平安 いちろへいあん  旅立つ人を見送るときの言葉。旅立つ人の一路(みちすじ)が平安(無事)であることを祈っていう。
衣冠束帯 いかんそくたい  朝廷に出仕するとき、着用する服装。公卿(くぎょう)の正装。「束帯」は天皇以下文武百官が朝廷の公事に着用する正服。「衣冠」は、束帯を簡略化した服装のこと。衣冠と束帯の区別があまりされなくなった江戸時代後半からの語。
遺憾千万 いかんせんばん  非常に残念なこと。思い通りに進まず、非常に心残りなこと。「千万」は、程度が甚だしいという意の接尾語。
異口同音 イクドウオン  多くの人が、同じ言葉を口にすること。また、多くの人が一致して同じ意見をいうこと。(多くの人が)口をそろえて同じことを言うこと。また、多くの人の説や考え・意見が一致するときにも使う。「口を異にし、音を同じゅうす」と訓読みする。
石部金吉
医食同源 イショクドウゲン  医薬や食事ももとは同じ、天然のものに頼るのがいい。東洋医学の発想から生まれた予防医学的なたとえで、日常の食生活の中にも医療の根源があるということ。
衣食礼節 イショクレイセツ  生活が豊かになれば、道徳心が高まって礼儀を知るようになる。衣食足りて礼節を知る。
以心伝心 イシンデンシン  言葉ではなかなか伝えられない深遠なものでも真心があれば相手に伝わってしまうこと。言葉で言わなくてもお互いに気持ちが通じること。
異端邪説 イタンジャセツ  正統でないよこしまな教え、思想、学説。聖人が行なうべきでない正しくない教え。間違った学説や思想、正統でない宗教などのこと。本筋の正しい道からはずれた説で正統でない学説や宗教などをさしていう。または、正統の中にあって異議を唱える説や時流に逆らった学説や思想についていうこともある。
市松模様 いちまつもよう  黒と白との四角形を互い違いに並べた模様。
逸失利益 いっしつりえき  事故に遭わなければ、手に入れていたはずの収入や利益。
以毒制毒 イドクセイドク  逆効果を利用し悪人を使って悪党を制圧するたとえ。毒を消すのに他の毒を用いる意。

衣鉢相伝

イハツソウデン  弟子が師の教え、道を伝えるたとえ。師匠の道を受け継ぐ。

威風堂堂

イフウドウドウ  外見が立派であるさま。威厳があっておごそかなようす。外見が非常に立派なさま。周囲を圧倒するような威厳があって堂々としているさま。「堂々」は、勢いがさかんなさま。

意味深長

イミシンチョウ

 言葉などの内容が奥深いこと。発言や行動の奥に表面上の意味とは別の含みがある様子。深い意味が隠れている様子。

威風凛凛

イフウリンリン  威光があって犯しがたいさまをいう。雄々しく、きりりとした容姿、態度。
陰々滅々 いんいんめつめつ  非常にくらくて陰気な様子。

因果応報

インガオウホウ  よい行いをした人には良い報い、悪い行いをした人には悪い報いがある。過去および前世の因業に応じて果報があるという意。一つの行いにはそれにふさわしい報いが必ずあるということ。

因機説法

インキセッポウ

慇懃無礼

インギンブレイ

 言葉や物腰が丁寧すぎて、かえって礼儀にはずれていること。丁寧な態度に反して尊大。丁寧すぎてかえって無礼になること。丁寧なようで実は無礼なこと。

咽喉之地

インコウノチ  戦略的に見て、国の一番重要な土地をいう。人間の体でいう急所「のど、くび」にたとえた言葉。

因循姑息

インジュンコソク

 古い習慣にしたがって改めず、また、一時しのぎに間に合わせのやりかたをすること。また、消極的でぐずぐず迷っている様子。保守的で消極的なこと。古い習慣にとらわれたりなどして、その場しのぎのけちなやり方でことを運ぼうとすること

因循守旧

インジュンシュキュウ  旧習を守って改めようとしないこと。しきたりどおりにして改めない。

陰徳陽報

イントクヨウホウ  人知れず善行を積めば、必ずよい報いとなって現れてくるという意味。

陰謀詭計

インボウキケイ  密かにたくらむ悪だくみと人をあざむく計略策謀。「詭」はいつわりあざむく意。
隠忍自重 いんにんじちょう  我慢して軽々しい行動をしないこと。よくいえば慎重、悪くいえば引っ込み思案。ひたすら堪え忍んで軽々しい行動を慎むこと。慎重であること。「隠忍」は、「おんにん」とも読み、じっと我慢すること。「自重」は、自分の行動を慎むこと。別に自分の体を大切にする意味に使われる場合もある。

有為転変

ウイテンペン

 仏教の教えで、この世の現象はすべてとどまることなく移り変わっていくものだということ。無常ではかないこと。世の中のうつろいやすいことをいう。世の中は常に変化し、ひとところにとどまるものはないこと。

右往左往

ウオウサオウ  右へ行ったり左へ行ったりするように、うろたえ、混乱する様子。混乱している状態のこと。大勢が右に行ったり左に行ったりすること。
羽化登仙 (うかとうせん)  酒などに酔い、良い気分になることのたとえ。人間に羽が生え、仙人となって天に昇ること。中国の古い信仰による。

右顧左眄

ウコサベン

 右か左か決めかねて迷うように、人の思惑などまわりのことばかり気にして決断をためらうこと。なかなか決心のつかないこと。(右を見たり左を見たりして)。=左顧右眄

烏合之衆

ウゴウノシュウ  カラスの群れ、集まりのように、規律も統制もない大勢の人の寄り集まり。また、そのような軍隊や、群衆。

雨後春筍

ウゴシュンジュン  ひと雨降った後に沢山生え出るタケノコのように数が多いこと。事物が増えるのが速くて勢いが盛んなたとえ。

有象無象

ウゾウムゾウ  つまらない人のことを賎しむ語。世の中の様々なくだらないもののこと。すべてのもの。またたくさん集まった人たち。
内股膏薬 うちまたこうやく  自分の考えがはっきりせず、どっちつかずの人のこと。内股についた膏薬はあちこちについて困ることから。「うちまたごうやく」とも読む。
海千山千 ウミセンヤマセン  「海に千年、山に千年住んだヘビは天に上って竜になる」に由来し、一筋縄ではいかない経験豊富でしたたかなやりかた。あらゆる経験をしてきた、わるがしこい人を言う言葉。

有耶無耶

ウヤムヤ  あるのかないのかはっきりしないこと。いいかげんなこと。どちらつかずではっきりしないさま。いいかげんではっきりしないこと。
紆余曲折 ウヨキョクセツ  経てきた事情などが、ひとことで言えないほど曲がりくねっていて複雑で厄介なこと。物事が、結果に至るまでにこみいって変化の多い経過をたどること。
雲散霧消 ウンサンムショウ  雲や霧が消え去るように、物事が跡形もなく消えてしまうこと。ちりじりに消えてしまうこと。

運否天賦

ウンプテンプ  人の幸運や不運は、天によって定められ、与えられること。また、運を天に任せること。運を天にまかせること。運命のよしあしは天が決めるということ。「運否」は、幸運と不運。「天賦」は、天が与えるという意。
栄枯盛衰 エイコセイスイ  人や組織の隆盛と衰退は必ず交互にやってくるものだ〜〜〜という、 歴史的に実証された事実。栄えたり衰えたりすること。また、今栄えているものでも、いつかは衰えるときがくる、という人生の無常を表すときにも用いる。
英雄豪傑 (えいゆうごうけつ)  優れてえらく強い人のこと。
英雄好色 (えいゆうこうしょく)  英雄は女性を好む性向にある。女性を好むことの弁護としても用いる。

栄耀栄華

エイヨウエイガ 富や地位を得て、繁栄し得意になること。〜転じて驕り・贅沢を尽くすこと。華やかで贅沢なこと。また、おごりたかぶること。「栄耀」は、「えよう」とも読み、権力を得て富み栄えるもの。「栄華」も、財力や権力を得て華やかに栄えること。

易姓革命

エキセイカクメイ  王朝がかわることをいう。

廻向発願

エコウホツガン

 自らが積んだ功徳(善行)を人々や他のものに振りむけて、浄土に生まれようと願う心を起こすこと。仏事法要を営んでその功徳が死者の安穏をもたらすように期待すること。

依怙贔屓 えこひいき  一方だけにひいきすること。不公平。

会者定離

エシャジョウリ  会う者はかならず、離れる。人の世の無常をいう言葉。別れは必ずくるということ。この世で出会ったものには生別、死別を問わず、必ず分かれるときがくる定めであるということ。
得手勝手 えてかって  わがままなこと。他人の気持ちや立場を尊重しないで、自分だけに都合のいいように行動すること。「得手」は、勝手気ままなこと。

烏帽子親

エボシオヤ

 武家の男子の元服の祝儀で、親に代わって烏帽子をかぶらせ、烏帽子名をつける有力者。

援護射撃

縁木求魚

エンボクキュウギョ

 「木に縁(よ)って魚を求む」〜誤った手段では目的が達成できない。不可能なたとえ。

遠交近攻

エンコウキンコウ  遠くの国とは親しくして、近くの国を攻める。遠い国とは交際し、近い国は攻め取るという政策。
燕雀鴻鵠 えんじゃくこうこく  小人物には大人物の遠大な心がわからないこと。もとは、燕や雀のような小鳥には鴻や鵠という大きな鳥の遠大な心はわからないという意。「鴻鵠」は、おおとりとくぐい。どちらも大きな鳥のこと。

円転滑脱

エンテンカツダツ  人と争わずにうまく物事を運ぶ。かどが立たない。人と衝突しないようにうまくやる様子。

円満具足

エンマングソク  充分に満ち足りて不足のないこと。転じて人柄に欠点がなく温厚な様子を言う。
遠慮会釈 えんりょえしゃく  相手に対する思いやりのこと。他人に対して態度を慎みその心を思いやること。「会釈」は、他人の気持ちを思いやることで、斟酌(しんしゃく)のこと。

遠慮近憂

エンリョキンユウ

 よく先のことまで考えて行動しないと、必ず急な心配事が起こって苦しむことになるという孔子の言葉。行き当たりばったりの行動を慎しみなさいということ。先のことを考えた対策を立てずに方針のない暮らしをしていると早晩困ることになるということ。「遠慮」は遠い将来を見通す思慮を持つこと。「遠き慮(おもんぱか)り無ければ、必ず近き憂い有り」という孔子の言葉に基づく。

王侯将相 おうこうしょうしょう  勢力のある人々をいう。本来は「王侯将相、寧ぞ(いずくんぞ)種あらんや」で、王侯や将軍・大臣となるのは、家系や血統によるのではないから、どんな人でも努力や運によって栄達できる意で用いられる。「王侯」は、王と諸侯のこと。「将相」は、将軍と大臣のこと。

王政復古

オウセイフッコ

黄金分割

オウゴンブンカツ  小部分と大部分の比例が、大部分と全体の比に等しくなるように分割すること。大と小の比率は1.618 対 1。
大手、大手筋  城の正面。追手の転化したもの。反対は、からめ手。

王道楽土

オウドウラクド  王道によって治められる、楽しく平和な国土。

大盤振舞

オオバンブルマイ  気前よく盛大に人に物を与えたり、ご馳走をふるまったりすること。盛大にもてなすこと。気前よく人に食事や金品をふるまうこと。「大盤」は当て字で、椀盤(おうばん)と書く。(要注意:椀盤は「おお」ではなく、「おう」とよむ。)「わんはん」が転じたもので、椀にもった飯から、人をもてなす為の食膳の意となった。
大風呂敷 おおぶろしき  誇張していうこと。〜を広げる=ほらをふくこと。

岡目八目

オカメハチモク  碁を見物していると、対局者よりもずっと先の手まで見越して形勢が読める。転じて、傍観者のほうが当事者よりもかえって物事の状況がよくわかることを言う。当事者よりも第三者の方が事の善し悪しなどがよく見えて正確な判断が出来ることのたとえ。傍目は、岡目とも書く。
お墨付き  封建時代の君主が家臣や家来に与えた黒印付きの文書に由来している。これを貰えば記述のことが必ず保証されるという有り難い証書。
小田原評定  戦後時代の北条家の家臣団が豊臣秀吉の軍勢に対処する為に小田原城で繰り広げた「いつまでもまとまらない相談」のことから由来。
鬼に金棒

温厚篤実

オンコウトクジツ  性格が穏やかで情に厚く、誠実であるようす。やさしくて人情に厚くまじめなこと。「篤実」は、人情に厚く、物事に忠実で正直な意。

乳母日傘

オンバヒガサ  乳母が抱き、日傘をさしかけるように大切に、恵まれた環境で子供を育てること。
温故知新 オンコチシン  古きを温め、新しきを知る。経験のない新しいことを進めるにも、過去を充分学ぶことから知恵を得ようということ。前に学んだことを復習、研究して新しい知識を得ること。故(ふる)を温(たず)ね新しきを知ると読む。
英訳・He that would know what shall be must consider what has been. 将来の事態を知りたいものは、過去の歴史を考察しなければならない という意味。

音信不通

オンシンフツウ  便りや連絡が絶え、まったく様子がわからないこと。便りがないこと。交際や訪れが途絶えていること。「音信」は、「いんしん」とも読む。「音」も「信」も便りのこと。

音吐朗朗

オントロウロウ  音声が明瞭、声量が豊かで響きわたるようす。音量がゆたかでさわやかなさま。「音吐」は声の出し方。詩歌を吟じたり詩や文章を朗読したりする声。
乳母日傘 おんぼひがさ

厭離穢土

オンリエド  煩悩に汚れた、悪の多いこの世を嫌い、離れてしまうこと。この世を煩悩に汚れたものとして嫌い、はなれること。




(私論.私見)

diresu21さんの四文字熟語
ゆぅみんさんの四字熟語ディクショナリ